「デュトロ」に積載量1.5tクラス新設定　4ナンバーとしてフルサイズの積載能力　日野自動車

　今回新たに設定した1.5tクラスは、4ナンバーとしてフルサイズの積載力を備えるもので、都市内配送・運搬を想定した取り回しやすさが特長。
　1.5tクラスが設定されたことによって6速AT車の設定車型がフルラインナップ化され、自家用ユーザーをはじめ幅広いニーズに応える充実ぶりが新たな特長に加わった。
　また、安全面では、先行車などを検知して警報ブザーとディスプレイ表示でドライバーに危険を知らせ、衝突回避の支援を行う「PCS（プリクラッシュセーフティ）」や、アクセルを踏み間違えた場合等にエンジンの出力制御とブレーキ制動によって衝突回避を支援する「前進誤発進抑制機能」など2tクラス以上と同等の先進安全装備を標準搭載し、ドライバーの安全運転をサポートする。
　また、コンパクトな2.8Lのディーゼルエンジンを搭載し、経費節減に貢献する低燃費を実現した。
　さらに、全車において国土交通省が認定する低排出ガス車認定制度「平成28年（ポスト・ポスト新長期）排出ガス規制」に適合しており、5速MT車においては「平成27年度燃費基準＋5％達成」とあわせてエコカー減税の対象となっている（シングルキャブの2WDは除く）。

　同車両は、海外向けにはHINO200シリーズとして順次展開され、各国・地域のニーズに応えるべく、日本国内にとどまらずグローバルに選ばれるラインナップの拡充を図る。

　また、今回の発表に合わせて、YouTubeの日野自動車公式チャンネルでは1.5tクラスをモチーフとした「恐竜兄弟篇」のCM動画も公開スタート。
　これまでのCMでおなじみの“ヒノノニトン”に誕生したコンパクトな兄弟車を、2頭の恐竜がユーモアたっぷりに伝えている。