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更新日:2021.06.09 / 掲載日:2021.06.09
新型「メガーヌ Eテック エレクトリック」欧州で公開 Cセグメントの電気自動車 ルノー

公開された ルノー 新型「メガーヌ Eテック エレクトリック」
ルノーは現地時間の6月8日、新型の電気自動車「Megane E-Tech Electric(メガーヌ Eテック エレクトリック)」を公開した。
ZOE(ゾエ)、トゥインゴ エレクトリックに続くEVモデル

今回発表の新型「メガーヌ Eテック エレクトリック」は新世代EVコンセプト「メガーヌ eVision」の一つとして登場
今回発表した「メガーヌ Eテック エレクトリック」は新世代EVコンセプト「メガーヌ eVision(イービジョン)」の一つに数えられるもので、欧州で販売されているコンパクトEV「ZOE(ゾエ)」やAセグメントの「トゥインゴ エレクトリック」に続くモデルとして紹介されている。
新型メガーヌ Eテック エレクトリックは、ルノーと日産が共同開発したプラットフォーム「CMF-EVプラットフォーム」をベースに、160kW(217馬力)の電子モーターと60kWhのバッテリーパックを搭載、WLTPで最大450kmの走行が可能としている。
ボディカラーはカモフラージュとなっているが、2021年5月に発表された新しいロゴをデザインパターンとして組み合わせているのが印象的だ。
メガーヌ Eテック エレクトリックには“メガーヌE”という呼び名も付いており、今夏、ルノーのエンジニアによって30台の試作車が公道を走行、最終的なシルエットを明らかにする予定だという。
ルノーのEV

欧州で販売中の「トゥインゴ エレクトリック」
ルノーは2021年5月に行ったオンラインイベント内で今後のブランドビジョンとして、より現代的で持続可能なコンセプト「ヌーベルバーグ」を発表しており、その中で今回発表されたメガーヌ Eテック エレクトリックについても言及していた。
この発表以前より、ルノーでは電気自動車モデルを発表、販売展開している。
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欧州を中心に販売展開されているコンパクトEV「ZOE(ゾエ)」は2012年に初代モデルが登場、2019年より2世代目が販売されている。
最高出力100kW(内燃機関135hp相当)のエンジンと52kWhのZE50バッテリーを搭載し、WLTPサイクルで最大航続距離395kmのスペックを持つ。
「トゥインゴ エレクトリック」も欧州を中心に展開されているEVで、2020年に発表。
最高出力60kW (82 hp) のエンジンと22kWhバッテリーを搭載、WLTPサイクルで最大270kmの航続距離を発揮する。