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更新日:2021.05.28 / 掲載日:2021.05.27
BMW 欧州でM4の新型オープンモデル「M4コンペティション コンバーチブル」発表

BMW M4 コンペティション コンバーチブル M xDrive
BMWは現地時間の5月26日、新型「M4 コンペティション コンバーチブル M xDrive」を発表した。日本では「M4 カブリオレ コンペティション」の名で販売されていたモデルのフルモデルチェンジだが、現時点での日本導入は明らかにされていない。本国では2021年7月に生産開始、順次発売される。
0-100km/h加速は3.7秒 最高出力は先代より44kW向上の375kWに

BMW M4 コンペティション コンバーチブル M xDrive リヤ
同モデルは高回転型のMツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した直列6気筒エンジンを搭載、最高出力は先代モデルに比べて44kW/60hp向上し、375 kW/510 hpに。最大トルクも650Nmに引き上げられ、0-100km/h加速3.7秒とハイパフォーマンスぶりを発揮。トランスミッションは8速ATが搭載される。
ボディサイズは全長4794mm、全幅1887mm、全高1395mmで、重量は1995kg。先代に比べると全長100mm程度、重量も100kg超のサイズアップとなった。重量はオプションのMレース・トラック・パッケージを選択することにより、約25kg削減可能としている。
その一方でソフトトップは先代に比べて40%軽量化しており、トランク容量も80L拡大した。ソフトトップは電気駆動機構により18秒で開閉可能となっており、先代よりも短縮されている。
M専用装備を揃えたコックピット

BMW M4 コンペティション コンバーチブル M xDrive フロントシート
コックピットではM専用のディスプレイが装備されるほか、新開発のMスポーツシートとエクステンデッド・メリノ・レザー・トリムを標準装備。ステアリングホイールにはエンジン、シャシー、ステアリング、ブレーキシステム、M xDriveの設定に直接アクセスできるセットアップボタンが備わる。
また、3ゾーン・オートマチック・エアコン、アンビエント・ライティング、Hi-Fiスピーカー・システムなど快適性を高める装備に加え、フルデジタル・ディスプレイ・グルーピング、クラウドベースのナビゲーション・システム「BMWマップ」、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載した「BMWライブ・コックピット・プロフェッショナル」が用意される。
運転支援システムについては、ドライビング・アシスタント・プロフェッショナル(ステアリング&レーン・コントロール・アシスタント、アクティブ・ナビゲーション機能、エマージェンシー・レーン・アシスタントを含む)とパーキング・アシスタント(リバーシング・アシスタント付)がオプションで選択可能としている。