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更新日:2021.05.06 / 掲載日:2021.05.06
米国フォード エクスプローラー史上最高級のオフロード性能を持つ「ティンバーライン」導入へ

フォード エクスプローラー・ティンバーライン
米国フォードは現地時間の5月5日、新型「エクスプローラー・ティンバーライン」を発表した。同社では「エクスプローラー史上最もオフロード性能が高いモデル」としており、最低地上高の拡大やトルセン式リミテッド・スリップ・リア・ディファレンシャルの採用など、オフロード走行に適応する装備を多く取り入れた内容となっている。同モデルは今夏発売予定。
これまで以上に高められたオフロード性能

フォード エクスプローラー・ティンバーライン
米国では過去10年でSUV人気が急激な高まりを見せており、昨今のコロナ禍によるアウトドア志向の高まりが、販売台数の増加に拍車をかけているという。ティンバーラインはそのユーザーニーズを受けて登場した。
もともとSUVとして高い人気を誇るエクスプローラーだが、ティンバーラインは最低地上高の拡大、アプローチアングルとデパーチャーアングルの改善、スチール製スキッドプレート、トルセン式リミテッド・スリップ・リア・ディファレンシャル、ブリヂストン製デュエラー・オールテレインタイヤ、新型ショック、スプリング、スタビライザーバーなどを採用し、その性能をさらに強化した。
また、最高出力300psを発揮する2.3リッターEcoBoostエンジンと10速オートマチックトランスミッションを搭載。併せてクラスIIIトレーラー牽引パッケージを標準装備し、RVやボートなどを牽引する能力を兼ね備える。
ワイルドでタフなイメージを放つビジュアル

フォード エクスプローラー・ティンバーライン
ボディカラーは、新色のフォージドグリーンメタリックを採用。ヘッドランプとテールランプの周りにブラックアウト処理を施し、ブラックのフォードオーバル、Cピラーとリフトゲートにティンバーラインバッジを配置。ハイグロスペイントのアルミホイールには、レーザーでティンバーラインのロゴが刻まれる。
インテリアは、ストーンメッシュのインストルメントパネルアップリケ、特徴的なサテンシルバートワイライト、ディープサイプレスのドアトリムパネルインサートをあしらい、シートやステアリングホイール、ドアトリムにディープタンジェリンのステッチが施される。フロントシートにはエンボス加工のティンバーラインロゴもあしらわれる。
防汚性の高いラバーフロアライナーやActiveXシートトリムを取り入れ、アウトドア利用時に気になる汚れを軽減。前席シートヒーターやステアリングヒーターなど、寒冷地での快適性を高める装備も採用している。
オフロード走行時にも役立つ安全装備を搭載

フォード エクスプローラー・ティンバーライン
ティンバーラインは、ストップ&ゴー機能や速度標識認識機能を備えたインテリジェント・アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーンセンタリング機能、回避行動支援機能、音声認識機能付きタッチスクリーン・ナビゲーションなどのCo-Pilot360およびCo-Pilot360 Assist+テクノロジーが標準装備。
360度カメラも標準装備され、車両周辺の障害物を確認でき、フロントカメラはオフロードの坂道を登るときの視界確保にも役立つ。
エクスプローラー・ティンバーラインは現在注文を受け付けており、今夏より販売予定としている。