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更新日:2021.04.28 / 掲載日:2021.04.28
米国トヨタ 新型シエナのアウトドア向け特別仕様車を今秋発売

シエナ ウッドランド・スペシャルエディション
トヨタの北米法人は4月27日(現地時間)、新型シエナ(2022年モデル)に特別仕様車「ウッドランド・スペシャルエディション」を設定し、今秋発売すると発表した。
アウトドア仕様の装備が満載
ウッドランド・スペシャルエディションで最初に目を引くのが、冒険心をくすぐる逞しいスタイリング。エクステリアカラーに「セメント」(専用色)と「ミッドナイトブラック・メタリック」を設定し、個性的なビジュアルを演出する。そして内外装には、アウトドアへの意欲を駆り立てる装備が多数採用された。
・1500W電源・牽引用ヒッチ(3500ポンド[約1587kg]まで対応可能)・ルーフレール(クロスバー付)・ブラックスポーツトリムシート・18インチホイール・JBL 1200Wシステム付ナビゲーション(12スピーカー付)・2列目のスーパーロングスライドキャプテンチェア・Split & Stow 3rd Row Seat・キック式スライドドア・運転席&助手席シートヒーター・2列目サンシェード・USBポート7個(3列目)
電子制御式AWDシステムを搭載、安全装備も充実

シエナ ウッドランド・スペシャルエディション
新型シエナでは、ハイブリッドパワートレインとAWDを組み合わせたシステムを全グレードに搭載。今回のウッドランド・スペシャルエディションは、最低地上高を拡大した電子制御式AWDシステムを標準装備としている。
このシステムは発進時に最大80%の駆動力を後輪に送り込み、前輪のスリップを防止。また、アンダーステアを軽減することでコーナリング時の俊敏性を高め、自信に満ちたハンドリングを実現するとしている。
そして、燃費についてはEPA(米国環境保護庁)推定値でクラストップレベルの35MPG(約14.8km/h)を達成したという。
安全装備については「Toyota Safety Sense(TSS 2.0)」を標準装備とし、歩行者検知機能付きプリクラッシュシステム、レーンディパーチャーアラート(レーントレースアシスト付)、フルスピード・アダプティブ・クルーズ・コントロール、オートマチック・ハイビーム、サイクリスト検知、道路標識認識などの機能が備わる。
また、同モデルの売上について、環境をより身近で親しみやすく、関連性のあるものにし、人々の生活に密着させるというNEEF(米国環境教育財団)のミッションを支援するため、車両1台の購入につき250ドル、最低25万ドルの寄付を同団体に行うとしている。