マツダ、「CX-8」の改良を発表。発売は12月17日から【改良新型】

　12月3日、マツダが3列シートのクロスオーバーSUVモデル「MAZDA CX-8」の商品改良を行うことを発表した。発売は12月17日から全国のマツダ販売店を通じて行われる。
　マツダの国内最上級クロスオーバーSUVのCX-8は、大人がゆったりくつろげる上質な空間と洗練された走りが人気を集める3列シートモデル。今回の商品改良では、デザインと利便性、さらに走行性能の向上が図られているのが特徴だ。
　デザイン面では、上位グレード（L Package、Exclusive Mode、100周年特別記念車）のフロントグリル形状を変更し、ボディカラーにも新たに「プラチナクォーツメタリック」を専用設定。さらに、最上位グレードとなるExclusive Modeには専用装備として、新デザインの19インチアルミホイールに加え、フロントバンパー下部にガーニッシュを追加。ワイド感を増したテールパイプも採用している。インテリアも、シートにサイドキルティングを施すなどソフトな質感を際立たせる作り込みが施されている。
　利便性については、ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートや、フロントコンソールにQi規格対応ワイヤレスチャージャーが設定され、使い勝手を向上。また、インフォテイメント関連も最新仕様にアップデートされ、センターディスプレイを10.25インチにサイズアップ。さらに、すべての機種に車載通信機を標準設定し、コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda（マイ・マツダ）」との連携などが行われている。
　走行性能向上については、ディーゼルエンジン搭載車では、従来モデルから10PS最高出力をアップ。高速道路への合流や追い越しなど、力強い加速が必要なシーンでの走りをより強化した。また「SKYACTIV-DRIVE（6AT）」搭載車（※SKYACTIV-G2.5Tを除く）では、エンジンとトランスミッションの制御関連を改良。アクセル操作に対する応答性を向上させることで、これまで以上にドライバーの意図に応じた軽快な走りを実現している。