ホンダ、「オデッセイ」をマイナーチェンジ

本田技研工業は、ミニバン「オデッセイ」をマイナーチェンジし発売した。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを刷新し、フロントマスクは厚みのあるフードと押し出し感のある大型グリル、薄型ヘッドライト、リヤはソリッドで立体的なリヤコンビライト、水平基調のメッキ加飾ガーニッシュとするとともに、車両の内側から外側に向かって流れるように点灯するシーケンシャルターンシグナルを標準装備した。インテリアは、上品な質感の加飾パネルを視界の入りやすい上部に、触り心地のいいソフトパッドを手の触れやすい位置に配置するなど、インパネデザインを変更し、高精細フルカラー液晶パネルとアナログスピードメーターを組み合わせた2眼メーターは高精細フルカラー液晶パネルを3.5インチから7インチに拡大させたほか、収納式ドリンクホルダー（運転席側）、リッド付きのインパネアッパーボックスを新たに追加した。

装備では、ドアノブに触れることなく流れる光に手をかざすことで、パワースライドドアを開閉できる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」、パワースライドドアが閉まり切るのを待たずに、ドアクローズ後の施錠ができる「予約ロック」を初採用し、「アブソルート EX」「e:HEV アブソルート EX」グレードには様々なキックモーションに対応できるように感知センサーの検知条件などを見直した、リヤバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートを自動で開閉できる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を標準装備したほか、安全運転支援システム「ホンダ センシング」に後退時に後方に障害物がある状態でアクセルペダルを強く踏んだ時に衝突回避をサポートする「後方誤発進抑制機能」を新たに追加した。