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更新日:2020.11.03 / 掲載日:2020.11.03
レクサス、「UX300e」を発表

UX300e(海外仕様)
トヨタ自動車は10月22日、レクサスの電気自動車「UX300e」を発表し、2020年度分135台の商談の申し込み(抽選)を開始した。商談の申し込み(抽選)は、WEBサイトにて11月4日まで受け付ける。
レクサス初の電気自動車は、コンパクトSUV「UX」が持つデザイン、ユーティリティ、機能などはそのままに、新開発のEV専用デザインのアルミホイール、EVモデルならではの情報を搭載したEV専用メーター、ローデッキ仕様のラゲージルーム【リヤシート使用時のラゲージルームスペースは最大310L(デッキボード上部303L+アンダーデッキ7Lの合計)】などを採用している。
ボディは、GA-Cプラットフォームの高い基本性能をベースに、フロントはサイドメンバー間をクロスメンバーでつなぐとともに、ステアリングギアボックスにブレースを追加、バッテリーパックを井桁形状の鋼鉄製アンダーフレーム上に搭載、適材適所に防音材を配置するなど、高剛性、優れた静粛性を実現している。
パワートレーンは、EV専用モーター(最高出力203PS/最大トルク30.5kg・m)、54.4kWhのリチウムイオンバッテリーからなるハイブリッドシステムで培った技術を活かして新開発したEVシステムを搭載し、フロント下部に配したグリルシャッター、UX200/UX250hよりも面積を拡大したアンダーカバーの空力性能を高めるアイテムなどにより、WLTCモード一充電走行距離は367kmを実現している。シフトは、短い操作ストロークと質感の高さを備えたシフトバイワイヤ方式を採用し、加速シーンでは過度な車両ピッチを抑制するアクセレレーションピッチコントロール(APC)により、スムーズでレスポンスのいい加速フィーリングを実現させるとともに、アクティブサウンドコントロール(ASC)を搭載することで、加速に応じたサウンドを演出している。
足回りは、EV専用ショックアブソーバー(18インチアルミホイール装着車・グレード別設定)、リヤに専用チューニングのパフォーマンスダンパーを採用し、モーター回生ブレーキと油圧ブレーキによる制動力をバランスよく協調させた高いブレーキフィーリング(回生ブレーキ減速度は4段階から選択できる)を実現している。
リチウムイオンバッテリーへの充電は、普通充電(3~6kW、200V)、CHAdeMO急速充電(50kW)に対応し、トヨタ/レクサスの充電サービス「EV・PHV充電サポート」に加入すれば、普通充電器、急速充電器を設置しているトヨタ/レクサス販売店のほか、NCS(合同会社日本充電サービス)加盟の充電器(普通充電器:約15,000基、急速充電器:約6,800基、2020年7月末時点)にて充電することができる。また、コネクテッドサービスとして、リモート充電・充電管理機能、リモートエアコン機能、充電ステーション表示などを備えたスマホの専用アプリを用意している。



エレクトリックロゴ


UX300e バージョンL(インテリアカラー:ホワイトアッシュ)

UX300e バージョンL(インテリアカラー:リッチクリーム)

UX300e バージョンL(インテリアカラー:コバルト)

EV専用メーター




ボディ構造

防音材を配置した箇所

EVシステム

バッテリーパック

EV専用モーター


グリルシャッター

アンダーカバー

アクティブサウンドコントロール(ASC)のイメージ

EV専用ショックアブソーバー

ステアリングギヤブレース
主要諸元・ラインナップ・車両本体価格
【主要諸元】
UX300e バージョンL
●全長×全幅×全高(mm):4495×1840×1540●ホイールベース(mm):2640●車両重量(kg):1800●駆動方式:FF●パワートレーン(最高出力/最大トルク):モーター(最高出力203PS/最大トルク30.5kg・m)●トランスミッション:1段変速機●WLTCモード一充電走行距離(km):367●最小回転半径(m):5.2
【ラインナップ・車両本体価格】
