日産、コンパクトSUV「キックス」を発表

日産自動車は、コンパクトSUV「キックス」を発表し、6月30日から発売する。このモデルは、グローバルモデルで、国内にはタイで生産されるe-POWERモデルを導入する。

デザインは、エクステリアはダブルVモーショングリル、張り出したフェンダー＆大径タイヤなど、SUVらしい力強さ＆スタイリッシュさを表現したスタイル、インテリアは上質さを感じるモダンプレミアムな室内空間で、運転席はカテゴリートップクラスのフロントウィンドウ見開き角と低いウエストラインにより開放感のある視界を実現し、シートは快適な座り心地＆疲労軽減効果を備えたゼログラビティシートとなっているほか、「X ツートーンインテリアエディション」グレードはインパネ、ドアトリムにオレンジタンのアクセント、オレンジタン×ブラックのツートーンカラーの合成皮革シートを採用している。

6:4分割可倒式リヤシートは、ニールームを600mm、ヘッドルームを85mmとして余裕のある後席空間を実現し、ラゲッジルームスペースはMサイズのスーツケース（高さ675×幅452×奥行き250mm）を4個積載することができる423Lとなっている。

パワートレーンは、1.2Lの発電用エンジン、モーター（最高出力129PS／最大トルク26.5kg・m）を組み合わせた「e-POWER」を搭載し、最大出力を約20％向上、中高速域の力強さを高めたことにより、高速での追い越し＆合流、ワインディング走行などのシーンにおいてパワフルでキビキビとした走りを実現させるとともに、発電用エンジンの作動タイミングの制御を最適化することで、エンジンの作動頻度を減らしている。

先進安全装備は、高速道路の同一車線運転支援システム「プロパイロット」、クルマなどを検知し衝突回避および被害軽減をサポートする「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、事故などの緊急時に便利な［SOSコール」などを全車標準装備する。