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更新日:2020.05.29 / 掲載日:2020.04.24

NISSAN 新型ROOX選ぶべき5つの理由に迫る

この春に待望のフルモデルチェンジが実施された新型日産ルークス。随所に最新設計が施されたこともあって、その実力が気になるユーザーも多いのではなかろうか? 今回は注目集める新型の5つのストロングポイントに注目。その魅力をいち早くお届けしたい。

広大なキャビン空間は 快適性もパワーアップ

両側スライドドアを備え、天井の高い広大な室内を持つ軽自動車として、高い注目を集めるスーパーハイトワゴン。そこにスーパールーキーの誕生か! と注目を集めているのが、2月25日に発表された新型日産ルークスだ。初代から合わせて累計61万2千台以上を販売している実績と共に、満を持しての登場となった。

遠目からでも華やかで存在感があり、惹きつけられるデザインは、ルークス(標準仕様)とルークスハイウェイスターの2タイプから選べる。。加えて、純正コンプリートカスタムとなるオーテックもラインナップしている。

新型日産ルークスで大きく進化したポイントの一つが、ホイールベースが2495mmに拡大し、上級セダンもびっくりの圧倒的な広さを実現したことだ。特に後席の足元スペースはプラス80mmの795mmとなり、足を組んでも余裕どころか大きなボストンバッグを置いてもまだ余るほど。また、後席は前後に320mmものロングスライドが可能で、左右独立してスライド操作ができるようになっている。これによって、荷室の奥行きも最大で675mmも確保でき、定員乗車でも48リットルクラスのスーツケースが4個も積載可能。荷室側からでも後席のスライド操作ができ、必要に応じてサッと左右の奥行きを変えたり、前に倒してフラットにすることもできて、便利さもアップしている。ドリンクホルダーや小物トレイ、ボックスティッシュが収まる引き出しといった収納スペースも充実しており、普段使いで便利という美点も健在だ。

選ぶべき理由その1 所有欲を満たしてくれる 2つのスタイルから選べる

 「品と凛」をテーマとしたデザインは、日産全体のデザインランゲージであるVモーショングリルを用いながらも、どこか新しい時代を感じさせるもの。上品なルークス、精悍で華やかさもあるハイウェイスターが選べ、細部の継ぎ目にまで気を遣った質感の高い作り込みにもこだわりがある。使うほどに所有感も満たすスタイリングだ。

icon ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション

スポーティとプレミアムを引き出すエアロパーツにより、程よい個性が楽しめることがハイウェイスター車の魅力。ルーフ/ボディの2トーンカラーの塗り分けもとてもカッコいい。

ブラック基調で構成されるキャビン。シートにトリコット素材を用いる標準仕様でも十分スポーティな雰囲気に浸れる。9インチナビシステムの設定など、充実装備も見逃せない。

●主要諸元(ルークス ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション 2WD)全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1780 ホイールベース(mm):2495 車両重量(kg):1010 パワーユニット:659cc直3DOHCターボ(64PS/10.2kg・m)+モーター(2.0kW/40N・m) ミッション:CVT 使用燃料:レギュラー(27L) 最小回転半径:4.8m ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/リーディング・トレーリング(R) サスペンション:マクファーソンストラット式(F)トーションビーム式(R) タイヤ:165/55R15

選ぶべき理由その2 ゆったり過ごせるキャビン空間 広さも高さも、申し分なし

 センスのよいインテリアで、ゆったりとした雰囲気に包まれるキャビン。高さ1400mmの天井で、後席足元は795mmの余裕のスペース。折りたたみテーブルやロールサンシェード、USBも完備し、誰もが快適に過ごせる工夫が盛りだくさんだ。両側スライドドアも、650mmと最大級の開口部を実現し、乗り降りもラクラクだ。

選ぶべき理由その3 実生活で便利さを実感できる 様々な工夫が目白押し

ロングスライド機構の採用もあって、後席へのアクセス性も向上。ワンタッチ操作で助手席を倒すことができ、チャイルドシートも便利に使える。

左右分割スライド機構を備えるリヤシートは、前後320mmの幅で自由にスライド位置を固定できる。荷室を拡大した時にも便利な機能だ。

広々とした荷室空間はスーパーハイトワゴンを選ぶ大きな理由の一つ。後席格納時には自転車なども楽々と積載することが可能だ。

ボックスティッシュを収納できるインストスライドボックスやシートアンダーボックスなど小物収納もパワーアップ。

 低くフラットなフロアの室内は、後席が320mmのロングスライドに対応しており、左右個別に操作も可能。運転席から助手席をスライドすることもできて便利だ。収納はサッと小物が置けるトレイや、ボックスティッシュが入る引き出し式のボックスなど、使いやすさとスッキリ片付けられる賢い収納を両立。後席の収納も充実している。大容量の荷室は後席を簡単にスライドして奥行きを変えたり、前に倒してフラットにするなど、日常からレジャーまで多彩に使える。

選ぶべき理由その4 シャシー&パワートレーンは最新設計 走りも相当期待できそうだ

  • デイズから採用された最新NA&ターボエンジンを搭載することもルークスの強み。キビキビとした元気な走りが期待できそう。

  • 上下左右に広い視覚を確保し先代より60mmアップライトにした運転席は見晴らしも良好。遠くまで良く見える視界の良さも見逃せない美点の一つ。

 遠くまで見やすく操作しやすい運転環境を実現。力強いターボエンジンとスムーズな自然吸気エンジンにはスマートシンプルハイブリッドが組み合わされるため、燃費も大いに期待できる。エンジン骨格の高剛性化などによって、最新設計がもたらす静粛性の高さも期待大だ。デイズと同様に走りの質感でも楽しませてくれるだろう。

icon ルークス X

標準仕様も個性溢れる顔つきだが、ハイウェイスターと比べると、存在感をやや抑えて洗練さを増したイメージを強く感じる。

標準仕様のキャビンはアイボリーを基調とする。ハイウェイスターとの違いは意匠程度で、後席スライドなど基本機能&レイアウトは踏襲されている。

5:5左右分割式の後席シートはシンプルな前倒格納式ながら、床面が完全にフラットになる。アンダーボックスも備えるなど、使える工夫も満載。

●主要諸元(ルークス X 2WD)全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1780 ホイールベース(mm):2495 車両重量(kg):960 パワーユニット:659cc直3DOHC(52PS/6.1kg・m)+モーター(2.0kW/40N・m) ミッション:CVT 使用燃料:レギュラー(27L) 最小回転半径:4.5m、ブレーキ:ディスク(F)/リーディング・トレーリング(R) サスペンション:マクファーソンストラット式(F)トーションビーム式(R) タイヤ:155/65R14

選ぶべき理由その5 「プロパイロット」を筆頭に 軽クラストップレベルの装備にも注目すべし

  • プロパイロットも最新仕様にアップデート。高速道路のカーブでもより自然に車線中央のキープできるなど、前車追従性も向上している。

  • 常時ハイビームをキープすることで人や自転車を素早く視認できるアダプティブLEDヘッドライトシステムも用意。

  • 前方を走行する2台前の車両まで検知するインテリジェント FCW(前方衝突予測警報)。ルークスは軽自動車として初採用されている。

  • 片足を振り入れるだけでスライドドアが開閉できるハンズフリーオートスライドドアとオートステップはあると便利な機能。

  • 車内の空気を効率的に循環させるころで温度を均一に保つ、プラズマクラスター搭載リヤシーリングファンも引き続き採用されている。

 新たにミリ波レーダーを搭載して進化したプロパイロットをはじめ、軽自動車初の「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」や「アダプティブLEDヘッドライトシステム」、もしもの際にも安心の「SOSコール」など万全の安全装備。エアコンの風を後席まで素早く届けるリヤサーキュレーター、足の動作だけで自動開閉できるハンズフリーオートスライドドアなど、快適装備も充実し、軽トップクラスの装備が揃っている。

また装備&機能の強化も見逃せない。先代で好評だった後席まで素早くエアコンの風を送ることができる「プラズマクラスター搭載リヤシーリングファン」は、先代より出っ張りをなくしてフィット感が高まるほか、日差しを遮るロールサンシェードや、汚れにくく掃除が簡単な撥水加工シートも備わる。これら毎日の生活を快適にしてくれる数々の工夫も抜かりなく煮詰められている。

また、最新の「ニッサン インテリジェント モビリティ」の投入もトピックス。ルークスに設定される、先進の運転支援技術「プロパイロット」は、新たにミリ波レーダーを採用して進化を遂げている。より遠くの先行車の状況を把握して、スムーズな制御で渋滞から高速域までのアクセル・ブレーキ・ステアリング制御をサポートするなど、全方位の先進安全技術を搭載することで、軽自動車トップクラスの安全性を誇ることも見逃せない強みだ。

デイズから受け継いだパワートレーンはさらに改良され、足回りも専用チューニングを施したということからも、走りも大いに期待できそうなことも嬉しいポイント。

強力ライバルが揃うスーパーハイトワゴンだが、新型日産ルークスはその中でも大きな輝きを放つのは間違いなさそうだ。

ルークス「AUTECH」も同時発売

 オーテックジャパンが仕上げた「AUTECH」モデルも同時発売。アトランティックブルーの外装色やブラウン/アイボリーの内装仕様が選べる、特別なルークスを選ぶこともできる。

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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