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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.04.17
香取慎吾さんも登場! BMW X2はチャレンジングスピリットにあふれる新世代のBMW

文●ユニット・コンパス 写真●川崎泰輝
またまたSUVセグメントに新型車投入だ。BMWは2018年4月16日、ブランニューモデルとなるBMW X2を発表すると同時に、受注を開始した。
まさに、止まるところをしらないSUVブームだ。BMWでは、1999年にX5を登場させてから継続的にSUVセグメントに「Xモデル」を投入しているが、これまでに540万台もの累計販売台数を記録。日本においても、2010年には5500台だったものが、2017年では倍の11000台に成長、販売台数の1/3が「Xモデル」で占められたというからその人気は本物だ。
X2発表のスピーチを行ったビー・エム・ダブリュー株式会社代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏は、人気の理由について、BMWが生み出すモデルは、他のブランドが肩を並べるSUVではなく、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)というBMWならではの駆け抜ける喜び、独自の個性を持つからだと説明した。
新しいデザインに挑戦したエクステリア

新たにXシリーズに加わったBMW X2。ボディサイズは、全長4375mm、全幅1825mm、全高1535mmでホイールベースは2670mm。つまり、SACモデルにおいて最新かつ最小となるわけだが、デザイン的にも新たな挑戦がいくつも行われているという。
たとえば、ブランドのシンボルであるキドニーグリルには、下部の幅を広げた他のモデルには見られないデザインを採用。バンパーの大型インテークと呼応し、低重心かつワイドな印象を作り上げる。さらにルーフラインも、SACの伝統であるクーペライクなデザインではなく、あえて無骨さを感じせる造形とすることで、Xモデルらしい躍動感を表した。さらに、CピラーにはBMWのブランド・ロゴを大胆に配置。これは、かつての名車3.0CSIなどに見られたディテールで、伝統的でありながらも新しいイメージを作り出すことに成功している。
安全性と快適性を高める技術としては、歩行者検知機能付自動ブレーキや車線逸脱警報などからなる「ドライビング・アシスト」を採用。ストップ&ゴー機能付ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)もオプションとして用意されている。
また、コネクテッド系の機能として、「BMWコネクテッド・ドライブ」を標準装備。万が一深刻な事故が発生した際に、自動的にSOSコールを発信するほか、「BMWテレサービス」では、オペレーターとの音声通話に加えて、車両の位置情報や車両ステータスをコールセンターへと送信し、適切なエマージェンシーサービスが提供される。
新グレードMスポーツXはエクストリームスポーツ風のテイスト

搭載されるエンジンおよびトランスミッションはグレードによって異なり、前輪駆動モデルの「sDrive 18i」には1.5L直3ターボ(140馬力)+7速DCTが、四輪駆動モデルの「xDrive 20i」には2L直4ターボ(192馬力)+8速ATとなっている。
さらにそれぞれに、エクストリーム・スポーツからインスピレーションを受けたというニューグレード「M Sport Xモデル」も設定。これは、オフロード的なキャラクターがより強調され、専用19インチホイール(オプションとして20インチも用意)に加え、フローズン・グレーのアクセントをちりばめた専用装備によって個性を強調したものだ。内装についても、イエローのコントラストステッチや専用表皮のシート、繊細な加工が施されたアルミパネルがM Sport X専用装備として採用した。
香取慎吾さんがブランド・フレンドに就任。コラボムービーも公開予定

BMW X2に登場に合わせて、香取慎吾さんがブランド・フレンドに就任したことも発表された。香取さんは、タレント活動に加えてアートやデザインといった多彩な分野において挑戦しつづけており、その姿勢がBMW X2の掲げる「UNFOLLOW」(常識や周囲の評価起点ではなく、自分の道はいつも自分で切り開く)というコンセプトに合致することから実現した。
「今回のコラボレーションによって、BMWブランドの姿勢や取り組みを、香取さんらしい発想と方法でともに発信することで、より多くの方にBMWブランドの魅力を発見していただけるコミュニケーション活動ができるものと確信しています」とペーター・クロンシュナーブル社長。
それを受けて香取さんも、「僕は昨年から様々なチャレンジをさせていただきました。役者や音楽活動以外に大好きなアート作品を多くの方にみていただく機会をいただいたり、初めてのチャレンジがたくさんできました。これからもワクワクをわすれず、恐れず、役者や音楽、作家以外にも、自分の信じた道、まだ知らない世界に挑戦したいと思っています。BMWは、つねに進化を続ける、チャレンジし続ける姿勢、常識を覆すほどの好奇心など、僕と共感する部分が多く、今回BMWのブランド・フレンドのお話をいただけて、とても嬉しく思っております」とコメントした。
今回の活動に関連して、香取さんとX2のコラボレーション・ムービーが公開されることが明らかになるのと同時に、その後の展開を予想させるようなやりとりもあった。これらはBMW X2の特設サイトで公開される予定だ。
BMW X2 xDrive20i(8速AT)
全長×全幅×全高 4375×1825×1535mm
ホイールベース 2670mm
車両重量 1620kg
エンジン 直列4気筒DOHCターボ
総排気量 1998cc
最高出力 192ps/5000rpm
最大トルク 28.6kgm/1350-4600rpm
JC08モード燃費 14.6km/L
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤ前後 225/45R19
販売価格 436万円~515万円(全グレード)