車種別・最新情報
更新日:2026.07.02 / 掲載日:2026.07.02
安全性能最高賞! フォレスター衝突試験の衝撃
クルマの現場目撃リポート
自動車の公的な安全性能評価である「JNCAP」でフォレスターが最高賞に輝いた。SUBARUは衝突試験のデモンストレーションを報道陣に公開。安全視点から見たフォレスターの魅力とは——。
●文:川島茂夫 ●写真:SUBARU
※本記事の内容は月刊自家用車2026年8月号制作時点(2026年6月中旬)のものです。
再確認! 「安全」がもたらすSUBARU フォレスターの魅力

最高賞を連続受賞中のスバル。最新のフォレスターはさらに安全性能を高めている
現代の乗用車において、安全性は欠かせない基本性能であり、ユーザーに訴求するための重要な指標だ。法規対応という必要最低限のレベルを超え、いかに先進的な安全性能を備えるかが問われている。
しかし、安全性はカタログの数値だけでは判断しにくい。そこで目安となるのが、NASVA(自動車事故対策機構)が実施する「JNCAP」だ。衝突安全性や予防安全性能を実車テストで評価し、最高評価は「ファイブスター」と呼ばれる。
2025年度のJNCAPにおいて、評価を受けた4モデルの中で唯一ファイブスターを獲得したのがスバルのフォレスターだ。総合で満点の95%(184.62点)、予防安全では99%という高得点を叩き出した。
注目すべきは、JNCAPの評価基準が年々厳しくなっている点だ。被害軽減ブレーキの対象が夜間の歩行者や自転車、さらには交差点へと拡大するなど、常にアップデートされている。つまり、同じファイブスターでも最新基準をクリアしたフォレスターの安全性は極めて高いと言える。
スバル車の評価が常に高い理由は、航空機メーカーを原点とする安全思想に加え、「現実の事故」を背景にした総合的な安全性の追求にある。歩行者保護エアバッグの採用などに代表されるように、テスト対策の後追いではなく、現実世界での「実効性」を先行して求めた結果が、JNCAPの進化と見事に合致しているのだ。
衝突被害軽減などの安全装備は、体験しないに越したことはない。しかし、公的機関のお墨付きによる安心感は、ドライバーの運転ストレス軽減にも大きく貢献する。2008年のアイサイト登場以来、国産車の予防安全性能を牽引し続けてきたスバル。その現実に即した高い安全思想は、最新のフォレスターにもしっかりと引き継がれている。


フォレスターが安全性能評価の最高賞に!

JNCAP2025で「ファイブスター大賞」を獲得
2025年度のJNCAPは4車が対象となり、フォレスターは全カテゴリーでトップの成績を収めてファイブスター大賞を獲得。衝突安全と予防安全が統合された2020年以降、レヴォーグに始まり、レガシィアウトバック、クロストレック/インプレッサ、そして今回のフォレスターまで、OEMを除いたスバルの新型車は最高賞の常連となっている。
SUBARU フォレスター
●価格:385万〜464万2000円

ひとこと用語解説
【JNCAP】
国交省とNASVA=(独)自動車事故対策機構による、新車の安全性能を評価する「自動車アセスメント」。運転支援機能や緊急通報装置の評価を追加するなど、試験項目や評価方法は随時更新されている。
【ファイブスター大賞】
その年のJNCAP試験車の中で最も高い総合安全性能を獲得した車種に贈られる最高峰の賞。