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更新日:2026.02.19 / 掲載日:2026.02.19
《2026年夏デビュー!?》マツダ・新型CX-5大研究
話題集中! 大本命たちがズラリ! 《2026-2027》主役モデル大研究
2026年から2027年にかけて、“大物”の新型が続々と登場する。いずれのクルマも国内販売の勢力図を左右するのは確実なだけに最新情報は把握しておくべきだろう。ここでは各メーカーの戦略が詰まった注目モデルの全貌をお教えしよう。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年3月号制作時点(2026年1月中旬)のものです。
《デビュー予想2026年夏》MAZDA 新型CX-5
後席のゆとりと乗降性を改善。ファミリー層にアピール
マツダのSUVは、FRプラットフォームとFFプラットフォームの2系統が存在するが、CX-5はFF系統の最上位モデル。FR系統のCX-60が走りの質感を強くアピールするのに対して、CX-5はスペース効率を武器としている。3代目となる次期CX-5は、この棲み分けをより明確にするために、キャビン実用性の向上が図られている。
すでに発表されている次期型の欧州仕様と現行型を比較すると、次期型は現行型に対して全長とホイールベースは115㎜延長。延長の理由は、前後席間距離を拡大してより広い室内を実現するためで、拡大の恩恵は居住性と積載性に振り向けられている。頭上空間も拡大され、後席ドア開口部も拡がって乗り降りも楽になっている。
新型でも外観デザインは、他のマツダ車同様に「魂動デザイン」のコンセプトに沿ったものになるため、スペース効率や実用性に全振りしたパッケージとまではいえないが、現行型はキャビン実用性がライバル車とのウイークポイントだっただけに、この変化はユーザー層の拡大に繋がりそうだ。
インパネ周りのデザインは、他のマツダ車と共通するテイストで、プレミアム志向の長距離ツアラーを思わせるもの。ただクロームメッキの量を意図的に抑えるなど、華美な加飾は控えめにしている。車載ITも刷新され、センターディスプレイは、Googleビルトインを備えたタッチスクリーン型に進化。標準設定では12.9インチを採用するが、上級グレードには15.6インチが用意されるなど、前世代のマツダコネクトと決別している。
さらにパワートレーンも気になるポイントのひとつ。当初は2.5ℓの4気筒ガソリンエンジンと6速ATのマイルドハイブリッドのみの設定としているが、2027年にはEGRによる超希薄燃焼により熱効率を向上させたスカイアクティブZが見どころのストロングハイブリッドが追加される。この流れを考慮すると、ディーゼル車の展開は期待できないだろう。それゆえ、ディーゼルを軸にCX-5を検討しているユーザーは現行型、あるいはCX-60も視野に入れる必要も出てくる。
判明している次期型の内容を見る限り、魂動デザインの官能的な内外装や人馬一体の走りなどこれまでマツダが訴求してきた魅力を失うことなく、SUVとしての実用性を改善したモデルと見るのが妥当だろう。スポーツ&ツーリングのバランスの良いSUVを求める向きには、魅力的な存在になりそうだ。







