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更新日:2025.11.01 / 掲載日:2025.11.01
《ジャパンモビリティショー2025》目玉モデルはコレだ!
今年のモビリティショーは、電動化と多様性がテーマ。人気SUV/ミニバンの電動化モデルに加え、メルセデスAMGの超高性能EVや、ホンダの次世代BEVなど、未来を体現するモデルが目白押しなのだ。
●文:月刊自家用車編集部
※本記事の内容は元記事執筆時点(10月中旬)のものです
《10月30日~11月9日開催》ジャパンモビリティショー2025『今回の目玉モデルはこれ!』
NISSAN 新型エルグランド

2026年度発売の4代目を初披露
新型「エルグランド」(4代目)を2026年度に発売予定。プレミアムミニバンのパイオニアとして、第3世代e-POWERを搭載する。新開発1.5ℓ発電エンジンと軽量「5-in-1」モジュールにより、静粛性と燃費が大幅に向上する見込みだ。
NISSAN 改良型アリア

フェイスリフト&Google搭載の最新モデル
年内にマイナーチェンジを予定。より洗練されたフロントデザインに一新し、Google搭載のインフォテインメントシステムが採用される。ほかにもV2H機能に対応するほか、日本の道路環境に合わせたサスペンションに変更することでより快適性が向上するとのこと。
NISSAN パトロール

日産の旗艦SUV、国内導入が濃厚
2024年に中東で発売された7代目「パトロール」は、日産のフラッグシップSUVとして、国内導入が濃厚な一台。新開発の3.5ℓツインターボエンジンや存在感のある外観、プレミアムな室内空間、最新のインフォテインメントシステムが組み合わされる。
HONDA Honda 0(ゼロ)シリーズ

低全高デザインと高電費を実現する次世代EV
ホンダゼロシリーズは、「原点に立ち返り、移動体をゼロから考え直す」EV開発アプローチ「Thin, Light, and Wise.(薄い、軽い、賢い)」に基づいて開発された次世代EV。低全高デザインや高い電費性能、AIを活用した知能化技術を組み合わせたモデルになる。
MAZDA 新型CX-5

マツダの主力SUVが国内初披露
新型CX-5は、今回のモビリティショーで国内初お披露目となる。現行型に比べ、全長が拡大したほか、走行安定性も強化。なお2.2ℓディーゼルは廃止され、2.5ℓマイルドハイブリッドが先行導入され、後にフルハイブリッドが追加される見込みだ。
SUZUKI Vision e-Sky

2026年量産目指す軽BEV
2026年度内の量産化を目指す”ちょうど良い”軽乗用BEVのコンセプトモデル。全長3395mmセダンボディで航続距離270km以上を達成。「ユニーク・スマート・ポジティブ」なスズキらしいデザインも特徴のひとつ。
SUZUKI e EVERY CONCEPT

3社共同開発の商用軽EV
スズキ、ダイハツ、トヨタ3社で共同開発したBEV商用軽バン。軽バンの利便性はそのままに、EVの静かで力強い走りと、非常時に外部給電できる機能で地域社会に貢献するモデルになる。航続距離は200kmだ。
SUZUKI フロンクス FFV コンセプト

エタノール燃料で未来の選択肢を拡大
エタノール燃料を活用するフレックス燃料車も展示。地域に合った環境技術の選択肢を広げ、BEVとは異なるアプローチで、カーボンニュートラル実現に向けたモデルとなる。
SUZUKI MOQBA(モクバ)2

荷物配送に対応する次世代モビリティ
「MOQBA(モクバ)2」は、Japan Mobility Show 2023で発表された次世代四脚モビリティをさらに技術進化させたモデル。四脚プラットフォームを基盤とし、荷物配送仕様やバイク仕様など、利用者の多様な用途に対応できるバリエーションが用意される。
SUBARU トレイルシーカー

スバル目玉のオフロードEV
スバルブースの目玉となるオフロードEV。74.7kWの大容量バッテリーで航続距離約260マイル以上を達成するほか、バッテリープリコンディショニング機能も搭載。高出力モーターとAWD制御で意のままの走りを実現する。
Mercedes BENZ CONCEPT AMG GT XX

1360PSの電動スポーツ
AMG専用BEVプラットフォーム「AMG.EA」を採用した電動スポーツカーのコンセプトモデル。アキシャルフラックスモーターや超高速メガワット充電など最新機能を備えることで、BEVの限界を超えるパフォーマンスを追求。システム最高出力は1360PS以上、最高速360km/h。
Mercedes BENZ Vision V

次世代高級ミニバンを提案
4月に上海モーターショーで世界初公開された、メルセデスベンツの次世代高級ミニバンのコンセプトカー。未来のトップエンドMPV(多目的自動車)の姿を体現する「走るプライベートラウンジ」をテーマに造られている。2026年からの市販化が予定されている。
Mercedes BENZ 新型CLA

最大792kmの航続距離を実現
2025年3月にイタリア・ローマでワールドプレミア。BEVと48Vマイルドハイブリッドが用意され、BEVモデルは最大792kmの航続距離と800V超急速充電に対応する。新世代MB.OS(MBUXスーパースクリーン)が採用されるなど、大幅なデジタル進化を遂げている。
Mercedes BENZ 新型GLC

大幅デジタル化の室内空間
2025年9月にドイツで世界初公開された、ミドルサイズのe-SUVだ。新開発のMB.EAプラットフォームと800Vシステムを採用し、航続距離は最大713km(予測値)と発表済み。大幅にデジタル化された室内空間も見どころのひとつ。
BYD

最新技術とブランドをアピール
BYDブースでは、乗用車と商用車の両部門でワールドプレミア1台、ジャパンプレミア3台を含む最新モデルを展示。最新技術やブランドビジョンを紹介し、e-スポーツセダン「SEAL」やフラッグシップSUV「SEALION 7」など、日本市場への取り組みをアピールする。
MITSUBISHI

ブーステーマは冒険
三菱自動車ブースのテーマは「FOREVER ADVENTURE」。将来技術を盛り込んだコンセプトカーやモデルラインナップを展示することで、遠い未来においても変わらない“冒険”の素晴らしさと、心豊かなモビリティライフを提案する。
ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。