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更新日:2025.09.08 / 掲載日:2025.09.08
BMW 新型「iX3」世界初公開!最新EV技術と新たなデザインで大きく進化
BMWは9月5日、ノイエ・クラッセ第1弾モデルとなる電気自動車のスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)新型「iX3」を世界初公開した。

ノイエ・クラッセは、未来を見据えたBMW史上最も大規模なプロジェクトで、テクノロジー、ドライビング・エクスペリエンス、デザインにおける大きな飛躍として位置付けられている。
その第1弾モデルとなる新型 iX3は、第6世代のBMW eDriveテクノロジーを搭載。効率の良い電気モーター、円筒型バッテリーセルを搭載した新たな高電圧バッテリーとエナジーマスター、800Vテクノロジーを採用し、出力、効率、航続距離、充電能力が大幅に向上している。


スペックは、最高出力345kW/470hp、最大トルク645Nm、0-100km/h加速は4.9秒、最高速度210km/h、容量108kWhの高電圧バッテリーを搭載し、航続距離はWLTPモードで最長800kmとされている。
新規開発されたエレクトロニクスアーキテクチャーには「スーパーブレイン」と呼ばれる4つの高性能コンピューターが採用され、それぞれ「ドライビング・ダイナミクス」「自動運転」「インフォテインメント」「ベーシック&コンフォート向上機能」に割くための処理能力が集約されているという。

エクステリアは、4つのホイールがくっきりと際立つ2ボックスデザインを採用。ブランドの新たな顔を備えたアップライトなフロントエンド、垂直に配置されたLEDユニットを用いたヘッドライトが、BMWを象徴するライトに新たな解釈を加えている。
フロント中央の縦型デザインのキドニーグリルは、1960年代のノイエ・クラッセを参考にしているという。クロームの代わりに照明が採用され、昼にも夜にも光り輝く個性豊かなアクセントに。リヤエンドも力強くスポーティな印象とし、リヤの中心まで延びるテールライトは、BMWらしいL型ライトに水平方向の新解釈を加えている。

インテリアにおいては、エクステリアの無駄のないデザイン言語を反映するモダンな空間を実現。ゆったりとした開放感と、SAVらしい直立のシートポジション、包み込むような形状の調和がとれたサーフェスデザインとなっている。
新たなコントロール/オペレーションシステムである「BMWパノラミックiDrive」は、デジタル機能と物理的エレメントをバランス良く調整することで、直感的な操作性をドライバーフォーカスの新たなレベルにまで引き上げている。

なお、iX3は2025年後半、BMWグループのデブレツェン新工場にて量産開始予定。また、2026年には中国におけるニーズや要望も取り入れたモデルの生産も予定している。
BMW 公式HP:
https://www.bmw.co.jp/ja/index.html
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