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更新日:2025.06.04 / 掲載日:2025.06.04
マクラーレン「750S」専用エアロで強化!95年ル・マン初優勝の記憶を纏う記念モデル

マクラーレン・オートモーティブは6月2日、1995年ル・マン優勝から30周年を記念した世界限定50台のスペシャル・エディション「750S Le Mans(750S ル・マン)」を発表した。

マクラーレンは、1995年6月18日のル・マン24時間レースにおいて、マクラーレン F1 GTRの59号車(J.J. レート、ヤニック・ダルマス、関谷正徳が搭乗)が優勝、さらに3台のマクラーレン F1 GTRがトップ5でフィニッシュした。その偉業から30周年にあたる今年のル・マンには、750Sをベースとするマクラーレン GT3 EVOがLMGT3の栄冠を目指して参戦する。

今回発表の750S ル・マンは、ル・マンでのデビュー戦優勝30周年を記念するだけでなく、マクラーレン GT3 EVOが今年のレースに出走すること、さらに2027年からル・マンの最高峰クラスにマクラーレンが復帰することを記念したモデルとなる。
エクステリアは、F1 GTRの59号車へのオマージュとして、同じル・マン・グレーのボディカラーをまとい(オプションでマクラーレン・オレンジも選択可)、ルーフスクープと5スポークのLMホイールを装備する。

また、新しい「MSOハイ・ダウンフォース・キット」(HDK)を装着。一体型エンドプレートを持つカーボンファイバー製アクティブリアスポイラー、拡大したカーボンファイバー製スプリッターを擁するフロントバンパーとリアウィングを組み合わせ、標準仕様の750Sからダウンフォースが10%増大。さらに、グロスブラックのルーバーが付いたボディカラーと同色の新型カーボンファイバー製アンダーウィングパネルも装備される。

インテリアは、「カーボン・ブラック/ダヴ・グレー」「カーボン・ブラック/マクラーレン・オレンジ」の2種類の専用ル・マン仕様を設定。素材はアルカンターラとソフトグレインレザーを使用する。ほかにも、ル・マンのロゴをデボス加工したヘッドレストや、ル・マンのロゴ入りフロアマット、専用のル・マン記念プレートが備わる。
フロントのラゲッジコンパートメントには、オプションでサーキットでの記録を記したプレートを装着することもできる。このプレートには、1995年ル・マン優勝やトリプルクラウン達成をはじめ、マクラーレンがモータースポーツで収めた数多くの成功がリストアップされている。


マクラーレン 公式HP:
https://cars.mclaren.com/jp-ja
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