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更新日:2025.06.04 / 掲載日:2025.06.04
日産 新型「リーフ」考え抜かれたデザインの秘話語る ビデオシリーズ公開【動画あり】

日産は6月3日、新型「日産リーフ」を開発した商品企画、デザイン、開発チームのメンバーを特集した3部構成の短編ビデオシリーズの第1弾を公開した。
過去の「リーフ」から得た知見を新型商品開発に反映

リーフは、2010年の初代モデル発売以降、15年間でグローバルに約70万台を販売してきた。開発にあたっては、過去のリーフから得たさまざまな知見を重要視したという。
エクステリアデザインは、空力を重視して設計されており、米国と日本での空気抵抗係数(Cd)が0.26という数値を達成。欧州仕様は、専用のホイールとドアミラーデザインを設定することで、さらに優れた空気抵抗係数0.25を達成する。

そして、フラッシュドアハンドル、グリルシャッター、最適化されたホイールデザイン、フラットなアンダーフロア、そして空気抵抗を抑制するファストバックシルエットを投入されるすべての市場で採用することにより、空力性能をより高めている。

また、調光パノラミックガラスルーフも空力性能の向上に貢献。空気の流れが剥離する重要なポイントで車両の高さを12mm減少させながら、調光機能を備えることで室内の十分なヘッドルームを確保できたという。
エレクトロクロミック技術により、ボタン操作ひとつでガラス層内の分子の並び方を調整し、ガラスの透明度と室内に入る光の量をコントロールすることができ、いつでも明るく快適な室内空間を楽しめるとしている。

日産グローバル商品企画部門の責任者であるリチャード・カンドラー氏は、「新型『リーフ』は、EVの購入に意欲的なお客さまの為だけでなく、内燃機関車の代わりとなる選択肢になることを目指して開発してきました。感性と合理性のバランスを取り、スリークで大胆なデザインとファミリー層のニーズにも応える考え抜かれたパッケージングの両立を目指したのです」とコメントしている。
このビデオシリーズでは、2025年6月後半に正式発表となる新型リーフについての洞察を全3回に渡り公開する。
日産 公式HP:
https://www.nissan.co.jp/
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