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更新日:2025.04.07 / 掲載日:2025.04.07
ヒョンデ 新型FCEV「ネッソ」5分間の充電で航続距離700km以上【動画あり】
ヒョンデは現地時間の4月3日、ソウルモビリティショー2025で開催されたグローバルローンチイベントにおいて、ミッドサイズSUVの新型FCEV(水素電気自動車)「NEXO(ネッソ)」を発表した。

第2世代となる新型ネッソは、新しいモーターシステムと高効率インバーターを搭載し、効率と耐久性を向上させたパワートレインを採用。5分間の充電で航続距離700km以上を目標に開発された。また、安全性にも重点を置き、先進の運転支援システムとトップクラスの衝突安全機能を搭載する。
エクステリアは、2024年10月に発表された「INITIUM」コンセプトをベースに、ヒョンデの新しいデザイン言語「アート・オブ・スティール」を採用。素材本来の強さと自然な造形性を反映している。
無骨さを感じさせる大胆なラインと堅固な構造、アーチ型の断面によって力強さが加えられた頑丈で洗練されたデザインに、ドアに施された水平の溝パターンが車両の耐久性を強調。都市とアウトドアの両方のライフスタイルに適合する仕上がりとなっている。
インテリアにおいては、ドライバー中心の湾曲したディスプレイ、直感的なコントロール、収納スペースに優れたアイランド型センターコンソールなどを備える。デジタルサイドミラーディスプレイは、ダッシュボードの一部としてシームレスに統合され、開放感と実用性を最大限に高めた。
また、先代モデルよりも車内空間が広くなったことで乗員の快適性が向上。1列目にプレミアムリラックスシート(レッグレスト付き)を装備するほか、リアの荷室容量も増量し、最大993リットルの空間を確保する。ラゲッジエリアに新たに導入されたプラットフォームは、ユーザーがニーズに合わせて自由にアクセサリーを選べるように設計されている。
新型ネッソは、2025年後半に世界市場での販売を予定。BEVやハイブリッド車だけでなく、FCEVも含む多様な車両電動化戦略への同社のコミットメントを強調し、ユーザーにとっても幅広い選択肢を提供するとしている。
新型ネッソ仕様

ヒョンデ 公式HP:
https://www.hyundai.com/jp/
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