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更新日:2020.04.06 / 掲載日:2014.07.18
ダイハツ コペン 新車紹介
ダイハツ コペン 新車紹介
紹介
フルモデルチェンジ
発表/2014年6月19日
ダイハツ工業お客様相談室
0070-800-874040
文●森野恭行 (2014年6月)
■カルト的人気を博したコンパクトオープンスポーツの新展開
昨秋の東京モーターショーで特大の注目を集めたのは・・・参考出品された次期コペンのプロトタイプだ。コンセプトカーの多くは現実性に乏しいが、あえてスペルを「KOPEN」として出品されたモデルは、大きな進化を実感させつつも、リアリティが漂う内容。それだけにファンの関心を呼んだわけだ。公約どおりに6月19日にリリースされたのは、ショーで「Rmz」として紹介された正統派スポーツカーバージョン。その内容は期待に違わぬもので、ダイハツの本気を感じさせる。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野恭行
「Rmz」の正式名は、フランス語で「衣服、服装」を意味する「ローブ」。プロトタイプから変更されたところはごく少なく、とてもクールな仕上がりだ。画期的といえるのは、やはり内外装脱着構造「DRESS-FORMATION」の採用。簡単に着せ替えのできるクルマは、自動車界の長年の夢だったといっていい。秋にはクロスオーバーテイストの「X(クロス)」も登場する。
で、着せ替えを実現した新骨格構造「D-Frame」は、スポーツカーとしての才能を進化させたカギでもある。初代比で上下曲げ剛性は3倍、ねじり剛性は1.5倍になったという。スポーツカーらしい正確なハンドリングと高い限界性能は、プロトタイプ試乗会ですでに確認済みだ。ちなみに、初代の心臓は直4だったが、2代目はムーヴなどで実績のある直3のKF型ターボを搭載。800kg台半ばの車重に64馬力/9.4kg mの性能は十二分なもので、元気な走りを楽しませてくれる。
ミッションはCVTと5速MTの2種で、アイドリングストップ搭載のCVT車はJC08モード25.2km/Lの燃費値を達成し、免税の恩典を獲得した。約180万円という価格も魅力あるものだ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
自発光式3眼メーターやカーボン調ガーニッシュを採用するインパネは、スポーツカーらしい走りのムードを演出。内装色はブラウンが標準で、ブラックをオプションで用意する。
13ピースで構成される樹脂製の外板パネルは、脱着による着せ替えが可能!自由に変身させられる画期的モデルだ。
軽オープンスポーツとしては意外なほどの高い実用性も自慢だ。ご覧のようにトランクにはゴルフバッグも収納できる。
■インテリア/エクステリア写真[2]
クーペ、オープンにかかわらず、ルックスはクールな仕上がり。初代と比べてより精悍な印象となり、スポーツカーらしさが高まった。
秋に発売予定の「X(クロス)」はオープンスポーツとSUVのクロスオーバー。女性にも大好評という。
アクティブトップ(電動開閉式ルーフ)を標準採用。スイッチ1つで「オープン」と「クローズド」の変身が可能だ。開閉システムについては、初代で実績のあるベバスト製を継承している。
ダイハツ コペン ローブ(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1280mm |
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ホイールベース | 2230mm |
トレッド前/後 | 1310/1295mm |
車両重量 | 870kg |
エンジン | 直3DOHCターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 64ps/6400rpm |
最大トルク | 9.4kg m/3200rpm |
JC08モード燃費 | 25.2km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 165/50R16 |
価格
ダイハツ コペン ローブ(全グレード) | 179万8200円~181万9800円 |
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