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更新日:2024.11.15 / 掲載日:2024.11.15
ポルシェ 新型「タイカン 4/GTS」予約開始!「GTS」は待望の左ハンドル仕様導入

ポルシェジャパンは11月13日、新型「タイカン4」および「タイカンGTS」の予約受注を全国のポルシェ正規販売店にて開始した。メーカー希望小売価格は「タイカン4」が14,160,000円、「タイカンGTS」が19,520,000円(それぞれ消費税込)。
新型「タイカン4」および「タイカンGTS」登場
同社は2024年初頭に「タイカン」を大幅にモデルチェンジし、よりシャープなデザイン、高い出力、航続距離の向上、そしてさらに優れた充電性能を実現。今回はそのタイカンモデルのラインナップに、新型タイカン4 およびタイカンGTSを新たに導入。合計11のバージョンが提供されることとなった。
加速性能、航続距離とも進化したオールラウンダーな「タイカンGTS」

スポーティなオールラウンダーである新型タイカンGTSは、ローンチコントロール使用時の出力を最大515kWとし、先代モデルを75kW上回るオーバーブーストパワーを発揮。
標準装備のスポーツクロノパッケージに搭載された新しいプッシュトゥパス機能により、ボタンにタッチするだけで最大70kWのブーストを10秒間呼び出すことができる。ブーストはメーターパネルのカウントダウンタイマーによって表示され、スピードメーターのアニメーションリングでダイナミックに演出される。
静止状態から3.3秒で100km/hに到達し、先代モデルより0.4秒早い加速を実現。さらに0-200km/h加速タイムは10.4秒となり、従来の加速タイムを1.6秒短縮している。航続距離も120km以上向上し、最大628km(WLTP)の距離を走行することが可能となった。

エクステリアは、ブラックやアンスラサイトグレーの数多くのディテールを施すGTS特有のデザインを実現。また、先代モデルと比較して「タイカンGTS」には、ブラック(ハイグロス)のインレイを備えたスポーツデザインのフロントおよびリアエプロンが新たに採用された。
標準装備のタイカンターボSエアロデザインホイール(20インチ)とオプションのRSスポーツデザインホイール(21インチ)は、いずれもGTS専用のアンスラサイトグレーに塗装されている。

インテリアでは、スポーティなRace-Texのエクステンションスコープとブラックスムースレザーのエレメントを標準装備。さらに、アダプティブスポーツシートプラス(18way電動調整機能付)、モードスイッチとステアリングヒーターを備えたGTマルチファンクションスポーツステアリングホイールやプッシュトゥパス機能とサーキットモードを含むスポーツクロノパッケージも搭載している。
GTマルチファンクションスポーツステアリングホイールには、プッシュトゥパス機能とエネルギー回生用の2つのモードスイッチとパドルが装備され、要望に応じてブラックRace-Tex仕様の選択が可能となっている。
オプションのGTSインテリアパッケージには、カーマインレッドに加えてスレートグレーネオを追加。そのほか、メーターパネル、パワーメーター、スタートグラフィックには“Taycan GTS”ロゴがあしらわれるなど細部にこだわってデザインされている。
新型「タイカン4」は、ポルシェの4輪駆動モデルで最長の航続距離を実現!

新型タイカン4の性能は、タイカンのベースモデルに相当。標準装備のパフォーマンスバッテリーまたはオプションのパフォーマンスバッテリープラスのどちらをアンダーボディに装着するかによって、ローンチコントロール使用時に最大300kWまたは320kWのオーバーブースト出力を得ることができる。

航続距離もバッテリーの種類によって異なり、パフォーマンスバッテリーを使用した場合は最大559km、パフォーマンスプラスバッテリーを使用した場合は最大643km(いずれもWLTP)の走行が可能。2つのバージョンは、対応するタイカンモデルの値をわずかに35kmほど下回りながらも、4輪駆動モデルの中では最長の航続距離となった。
フロントアクスルとリアアクスルにそれぞれ1基の電気モーターを搭載し、後輪駆動のタイカンよりも走行安定性が高くトラクションも向上。これは加速値にも反映され、0-100km/h加速タイムは4.6秒で80kgの重量増にもかかわらず後輪駆動モデルを0.2秒上回る加速タイムを実現した。

エクステリアでは、19インチタイカンエアロホイール、ブラックのブレーキキャリパー、LEDマトリックスヘッドライトなど充実した標準装備を用意。さらに、ポルシェ トラクション マネジメント(PTM)とポルシェ アクティブ サスペンション マネジメント(PASM)を備えたアダプティブエアサスペンションも標準装備されている。

インテリアには、フロントコンフォートシート(8way電動調整機能付)、ブラックパーシャルレザートリム、ダークシルバーアクセントパッケージ、レザーマルチファンクションスポーツステアリングホイール、シルバーブラッシュアルミニウムドアエントリーガード、サウンドパッケージプラスを標準装備。パーシャルレザーインテリアには、スレートグレーのほか、ブラック/チョークベージュのツートーンバージョンも用意されている。
「GTS」「ターボGT」など4グレードに左ハンドル仕様を導入

さらに、ユーザーからの要望に応え、今回デビューした新型「タイカンGTS」をはじめ、「タイカンターボ」「タイカンターボS」「タイカンターボGT(ヴァイザッハパッケージ装着車両含む)」では、これまでの右ハンドル仕様に加えて左ハンドル仕様の導入を開始。
また、タイカンの全モデルに新しいエクステリアカラーが提供され、レジェンドカテゴリーにはスレートグレーネオとペールブルーメタリック、ドリームカテゴリーにはパープルスカイメタリックが追加された。
主要諸元&メーカー希望小売価格
新型「タイカン4」
全長×全幅×全高(mm):4,963×1,966×1,379
ホイールベース(mm):2,900
車両重量(kg):2,170
新型「タイカンGTS」
全長×全幅×全高(mm):4,963×1,966×1,381
ホイールベース(mm):2,900
車両重量(kg):2,285
車種 | ハンドル | メーカー希望小売価格(消費税込) |
タイカン4 | 右 | 14,160,000円 |
タイカンGTS | 右/左 | 19,520,000円 |
ポルシェ 公式HP:
https://www.porsche.com/japan/jp/
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