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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2013.12.20
ホンダ オデッセイ 新車紹介
ホンダ オデッセイ(2013年~) 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表/2013年10月31日
発売/2013年11月1日
ホンダ/0120-112010 (2013年11月)
■圧倒的な広さの室内空間とこだわりのシートで後席の質が向上
■メカニズム/ユーティリティ
Report 松下 宏
今回のオデッセイは乗用価値とユーティリティ価値の高次元でのバランスを目指して開発された。そのためにホンダならではの低床プラットホームを採用するとともに、全高を150mm高くすることで、ミニバンの全高としては抑えた高さのなかに、圧倒的な広さの室内空間を作った。
全長は30mm長くなっただけにもかかわらず、室内長は85mmも延長され、従来と同じ全幅ながら室内幅は90mmも拡大された。全高が150mm高くなったのに対して室内高105mmの延長にとどまったが、それでも取りまわしのいいボディサイズのなかに広々とした居住空間が作られている。
広さだけでなく室内空間の快適性はいちだんと高められ、7人乗り仕様の2列目にはプレミアムクレードルシートが採用されている。シートバックをリクライニングさせるとシートクッションが持ち上がるクレードル(揺りかご)機構やシートバックの中折れ機構、オットマンを採用するなど、快適なシートが作られている。
多彩なシートアレンジが用意されていて、3列目シートの床下収納機構も継承され、この状態で2列目シートを後方まで下げると、ファーストクラス感覚の室内空間が作れる。
エンジンは新開発の直列4気筒2.4Lで、標準エンジン(129kW=175ps/225Nm=23.0kg m)と、直噴仕様とすることで動力性能を向上させたアブソルート用(140kW=193ps/237Nm=24.2kg m)の2機種が設定されている。アブソルート用のほうが動力性能が高いのにJC08モード燃費もいい数字を得ている。
■インテリア/エクステリア写真[1]
インパネシフトの採用で、運転席から助手席へ、あるいは前席から2列目以降の後席へのウォークスルーを可能とする。
7人乗り仕様の2列目には快適性を高める各種の仕様を備えたプレミアムクレードルシートが採用されている。
3列目のシートは床下収納が可能。広大なラゲッジスペースを作れるほか、この状態で2列目を最後方まで下げられる。
■インテリア/エクステリア写真[2]
搭載エンジンは新開発直列4気筒2.4Lで、標準仕様とアブソルート用直噴仕様の2機種を設定。CVTと組み合わされる。
標準仕様の上級グレードであるGには215/60R16 95Hサイズタイヤが装着され、アルミホイールも標準装備される。
全高を高めた新パッケージングを採用して室内空間を拡大したほか、リヤドアをスライド式に変更して乗降性を高めている。
G EX 7人乗り(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4830×1800×1695mm |
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ホイールベース | 2900mm |
トレッド前後 | 1560mm |
車両重量 | 1800kg |
エンジン | 直4DOHC |
総排気量 | 2356cc |
最高出力 | 175ps/6200rpm |
最大トルク | 23.0kg m/4000rpm |
JC08モード燃費 | 13.4km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 215/60R16 |
バリエーション&価格
オデッセイ | 249万~350万5000円 |
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オデッセイアブソルート | 295万~373万円 |