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更新日:2018.11.28 / 掲載日:2015.01.09
ダイハツ ムーヴ 新車紹介
ダイハツ ムーヴ 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表/2014年12月12日
ダイハツ工業株式会社 お客様相談室
0800-500-0182
文●森野恭行 写真●ダイハツ
■軽自動車市場を過熱させるクオリティアップが著しい新型
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
まず注目はデザイン。歴代とは違い、新型はカスタムがベースのデザインということもあり、ルックスの押し出し感がグッと高まった。とくに、専用のフロントLEDイルミやリヤコンビランプを採用する「ハイパー」は、内装の仕立てを含めて軽を超えた車格感を表現している。ダウンサイザーを吸引する強力な武器となるのは間違いない。
そして走り。ボディとシャシーの進化により、「ファン&リラックスなドライビングを実現」というから期待できる。ポイントは、ふらつき感を抑えたしっかりした走り味と乗り心地にある。さらに、パワーモードの選択も可能な「Dアシスト」の採用も見逃せない。操舵フィールを含め、スポーティな運転を楽しませてくれることだろう。エンジンは定評のKF型で、自然吸気は52馬力/6.1kg m、ターボは64馬力/9.4kg mを生み出す。
気になる燃費については、JC08モードで自然吸気が31.0km/L、ターボが27.4km/Lの数値(いずれも2WD)。Sエネチャージ搭載のワゴンR・FZ(32.4km/L)の後塵を拝するが、新型ムーヴは「FF全車が31.0km/L」が大きな自慢で、じつは総合力は拮抗している。また、後方誤発進抑制機能を加えた「スマアシ」も話題で、トータルとして「軽のさらなる進化」を印象づける。
■インテリア/エクステリア写真[1]
造形、質感ともにひとクラス上の感覚。ステアリングやペダルの配置見直しなど、基本設計にも改良を加えた。TFTカラーディスプレイや上質な加飾パネルも自慢の要点だ。
前席はフィット感とホールド性が大きく向上。加えて、カスタム・ハイパーには本革+ファブリックの上質感あるシートを採用する。後席は左右独立で240mmスライド。アレンジ自由度も高い。
■インテリア/エクステリア写真[2]
「スマアシ」装着車には前席サイド&カーテンエアバッグも設定する。注目の新安全技術は、ソナーを使う後方誤発進抑制制御だ。
ハイパーは専用LEDリヤコンビランプを採用。テールゲートは伝統の横開きから上ヒンジ式に変わった。
足元をたくましく見せるキャラクターラインなど、新型のエクステリアは骨太な印象。6ライトのサイドウインドウはムーヴの伝統を継承するもの。ホイールベースは先代と同じ2455mmの設定。
ダイハツ ムーヴ RS ハイパー(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1630mm |
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ホイールベース | 2455mm |
トレッド前/後 | 1305/1295mm |
車両重量 | 850kg |
エンジン | 直3DOHCターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 64ps/6400rpm |
最大トルク | 9.4kg m/3200rpm |
JC08モード燃費 | 27.4km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前/後 | 165/55R15 |
価格
ダイハツ ムーヴ | 113万4000円~179万2800円(全グレード) |
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