車種別・最新情報
更新日:2024.08.13 / 掲載日:2024.08.13
アウディ「A6 e-tron」初公開から3年…遂に発売!パフォーマンス追求した電動モデル
アウディAGは7月31日、新型電気自動車「A6 e-tron」を欧州で発表した。「A6 e-tron」は、「Sportback(スポーツバック)」と「Avant(アバント)」の2つのモデルを展開し、2024年9月より欧州にてオーダーすることができる。日本への導入時期については未発表。
低く力強いボディを土台にしたエレガントなエクステリアデザイン
エクステリアデザインは、ダイナミズム、プログレッシブ、エレガンスに焦点を当てスッキリとしたスタイルを実現。スリムなデザインのデイタイムランニングライトとワイドなグリルにより、フラットかつワイドに見えるデザインになっている。
「A6 e-tron」の足回りには、エアロホイールとして設計された19インチの5アームダイナミックホイールを標準装備。「S line」は、グラファイトグレーの20インチ「5スポークトライポット」デザインのホイールを標準装備し、「S6 e-tron」には20インチホイールが標準装備された。最大21インチまでのホイールをオプションとして搭載し、デザインはスポーティからエレガントなタイプまで6つのAudi Sport製を含む、9つの特徴的なパターンを用意している。
カラーバリエーションは、標準カラーの「マグネティックグレーソリッド」「グレイシアホワイトメタリック」「タイフーングレーメタリック」「ミトスブラックメタリック」など、最大8色が市場導入時に用意される。
Cd値(空気抵抗係数)0.21を実現!卓越した空力性能
アウディは、最適な基本調整と数々の細部にわたる最適化により優れた空力性能を実現。「スポーツバック」は非常に低いCd値0.21(空気抵抗係数)を実現。「アバント」でも0.24という優れたCd値を達成している。
フロントでは、周りの気流に良い影響を与えるエアカーテンを装備。グリーンハウスは非常にスリムで、ルーフラインは後方に向かって傾斜する形状を採用。アンダーボディも高い密閉性と各種コンポーネントの細かな最適化により、空力コンセプトに置いて重要な役割をはたしている。
また、特別に用意されたホイールトリムやフロントホイール前方の3Dバンプは、スポーツバックとアバント用に最適化。そのほか、アンダートレイ、バッテリー、リヤアクスル、シルパネルも最適化され、高い空力性能に貢献している。
一度の充電で最長756kmまで走行可能!「A6 Sportback e-tron」
強力でコンパクトかつ高効率な電動モーターと、新たに開発された総電力量100kWhのPPE用のリチウムイオンバッテリーにより、「A6 Sportback e-tron」の一充電航続距離は最長756km、「A6 Avant e-tron」は最長720kmを実現。さらに、0から100 km/hまでを5.4秒で加速し、最高速度は210 km/hを計測した。
「S6 Sportback e-tron」と「S6 Avant e-tron」は、0から100 km/hまで3.9秒で加速し、最高速度は240 km/hを実現した。一充電航続距離は「S6 Sportback e-tron」が最長675km、「S6 Avant e-tron」が最長647kmの走行を可能としている。
車両の高さを4段階で調節できるアダプティブエアサスペンションを搭載
オプションのアダプティブエアサスペンション(ダンピング制御付きエアサスペンションシステム)は、優れた乗り心地とスポーティなハンドリングをサポート。速度や好みに応じて、特定の道路条件に適応し、車両の高さを4つのレベルで調整する。
「Audi S6 e-tron」のリヤ重視の全輪駆動システムは、高度に可変なトルク配分で走行ダイナミクスを強化。リヤとフロントの電動モーターの異なるサイズにより、フルロード時(最大荷重、最大出力状態)でも、リヤ重視のトルク配分を可能にしている。
快適な室内空間を実現する人間工学に基づいたインテリア
「Audi A6 e-tron」のインテリアは、3Dかつ高いコントラストのデザインを採用。装備を意図的に前後に配置して、デザインとエルゴノミクス(人間工学)の観点から、乗員に最適化された空間設計になっている。
MMIパノラマディスプレイは、カーブデザインとOLED技術を備え、11.9インチのAudiバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成。10.9インチのMMIフロントパッセンジャーディスプレイとともにデジタルステージを形成している。
また、オプションには革新的なパノラマガラスルーフを設定。直接の日光を最小限に抑え、ボタンを押すことで不透明になる特別な仕様になっている。ルーフモジュールのボタンで「デジタルカーテン」のように個別に制御することができ、ユーザーは4つのプリセットから選択することができる。
アウディ・ジャパン公式HP:
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html
【あわせて読みたい】