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更新日:2014.10.24 / 掲載日:2009.03.18
ホンダ ライフ 新車紹介
ホンダ ライフ 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表/2008年11月6日・11月7日
文●諸星陽一 写真●犬塚直樹 (2008年11月)
■新型プラットフォームを採用パーキングアシストも飛躍的に進化
初代のライフは昭和46年に発売された360ccのモデルで、これが第一世代。第二世代は平成9年に復活した660ccの2代目から始まる。今回のフルモデルチェンジされたモデルは、初代から数えて5代目にあたる。
■ドライビング/ユーティリティ
従来型のライフは標準タイプのライフと、スポーティモデルのライフディーバの2本立てであったが、新型には上品さと上質さをプラスした新グレードのパステルを追加している。
新しいライフはプラットフォームを刷新。ただしホイールベースは先代と同様の2420mm、サスペンション形式もフロントがストラット、リヤがトーションビーム(4WDはド・ディオン式)と変わりない。
先代もボディサイズを軽自動車枠ギリギリとしていたので、3395mmの全長と1475mmの全幅も同一。全高も1610mmで同一となっている。ではどこが変わったのか?と言えば、特徴的なのは室内の広さ。外寸の全高は高くなっていないものの、室内高は30mmのアップを実現。前後シートピッチは85mmも拡大されている。
搭載エンジンも従来と変わらず52馬力の自然吸気と64馬力のターボだが、吸気系の改良やフリクションの低減がはかられ、2000~3600回転の乗用域のトルクを向上。標準タイプのライフは自然吸気のみ、ディーバとパステルは自然吸気とターボが搭載される。
先代に搭載され高い評価を受けたスマート・パーキングアシストは、後退時のステアリング操作を自動化するなど、より簡単なものに進化を遂げている。
■インテリア/エクステリア写真[1]
シンプルで見やすいデザインのインパネ。助手席前には、大型のトレイも追加され、ユーティリティを向上している。
基本スペックに変更はないものの、細かい部分を見直すことで実用域のトルクアップを実現。ミッションは全車4AT。
上下二段の大型グリルを備えるパステル。標準タイプ、ディーバ、それぞれ異なる顔つきが与えられている。
■インテリア/エクステリア写真[2]
丸みを与えたセミベンチシートを採用。パステルとディーバには、センターアームレストが標準装備される。
フラットなフロアのリヤシート。シートバックセンターを下げることで、後方視界を拡大している。
リヤシートは5対5分割のシングルフォールディング。収納力よりもリヤシートの乗り心地を重視したため、段差が残る設定となっている。
ライフG(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1610mm |
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ホイールベース | 2420mm |
トレッド前/後 | 1305/1300mm |
車両重量 | 810kg |
エンジン | 直3SOHC |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 52ps/7100rpm |
最大トルク | 6.1kg m/3600rpm |
10・15モード燃費 | 21.0km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前後 | ディスク/L&Tドラム |
タイヤ前後 | 155/65R13 |
バリエーション&価格
C | 94万5000円(109万2000円) |
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G | 103万4250円(118万1250円) |
パステル | 114万4500円(128万1000円) |
パステル・ターボ | 130万2000円(142万8000円) |
ディーバ | 126万円(139万6500円) |
ディーバ・ターボ | 147万円(159万6000円) |