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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2013.09.09
スズキ ワゴンR 新車紹介
スズキ ワゴンR(2012年~)新車紹介

紹介
フルモデルチェンジ
発表・発売/2012年9月7日
スズキ
0120-402-253 (2012年9月)
■多彩な新技術の投入により燃費性能が劇的に向上
■メカニズム/ユーティリティ
軽ワゴントップの低燃費は、まさにスズキの総力を結集した賜物と言えるだろう。
まず、軽では贅沢な最高980Mpa級の高張力鋼板を、ボディ全体の約41%に使用。エンジンや足まわり、内装部品などにも軽量化を徹底し、車両重量では最大70kgものダイエットに成功した。FXの780kgは軽ワゴン最軽量だ。
エンジンは新世代ユニットのR06A型。ミッションはトルコンATが姿を消し、ワイドレンジな副変速機付きCVTを全車に採用している。
さらに、新投入の低燃費化技術にも注目。「エネチャージ」は鉛とリチウムイオンの2バッテリーと高出力オルタネーターにより、減速エネルギーによる充電能力を大幅に高めるもの。「エコクール」は冷媒を利用してアイドリングストップ中の室温上昇を抑え、エンジンの再始動を遅らせるものだ。これらの技術はともに軽で初。加えてアイドリングストップも、新型では停車直前からの作動が可能に。車速はダイハツの約7km/hを上まわる13km/hを実現した。これらの機能、技術は全車に標準装備される。
シャシー性能や静粛性もレベルアップしており、標準モデルでESP(横滑り防止装置)を選べないこと以外、つけ入る隙は見当たらない。
■インテリア/エクステリア写真[1]
インパネはより広く圧迫感のない造形を目指し、内部構造を変更。上面を20mm低く、オーディオを20mm前へ配置した。常時発光式メーターやシルバー加飾などにより、質感もさらに向上。
エンジンはフリクションの低減を徹底した改良型のR06A。アイドリングストップは停車前13km/hからのエンジン停止が可能だ。
新開発プラットフォームによってパッケージを進化させながら、先代のデザインを強く踏襲。スティングレーはLEDのフロントイルミネーションとリヤコンビネーションランプを採用する。
■インテリア/エクステリア写真[2]
前席はシートバックが約60mm拡大。後席は初代から好評のワンタッチダブルフォールディングと、160mmのスライドが可能。
リチウムイオンバッテリーは助手席下に搭載。エンジン電装品、オーディオ、メーター、ストップランプなどをまかなう。
エアコンは、エバポレーターに蓄冷材を内蔵することで、アイドリングストップ中も快適な冷風を実現。エンジン停止時間の拡大に貢献する。
■ワゴンR FXリミテッド(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1640mm |
---|---|
ホイールベース | 2425mm |
トレッド前/後 | 1295/1290mm |
車両重量 | 790kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 52ps/6000rpm |
最大トルク | 6.4kg m/4000rpm |
JC08モード燃費 | 28.8km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トレーリングリンク |
ブレーキ前/後 | ディスク/L&Tドラム |
タイヤ前後 | 155/65R14 |
バリエーション&価格
ワゴンR FX | 110万9850円(122万7450円) |
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ワゴンR FXリミテッド | 124万9500円(136万7100円) |
ワゴンR スティングレーX | 133万3500円(145万1100円) |
ワゴンR スティングレーT | 149万6250円(161万3850円) |