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更新日:2024.02.14 / 掲載日:2024.02.11

市販化熱望!進化型GRヤリス《オートサロン注目車研究》

市販化熱望!話題集中! 東京オートサロン注目モデル総研究

「カスタムカーの祭典」を名乗りつつも、市販化が噂される最新モデルが揃うことでも知られる「東京オートサロン」。今年もこの先の動きに期待できそうな有力モデルが揃い踏みだった。ここでは、そんな見逃し厳禁の注目車をピックアップ。じっくりとご覧あれ!

●文:横田 晃/月刊自家用車編集部 ●写真:澤田 和久

この記事の目次

TOYOTA 進化型GRヤリス

競技参戦の知見で進化した、レースに勝つための本気のマシーン
 この春発売予定のGRヤリスは、新型ならぬ進化型を名乗って発表された。もともとGRブランドはモータースポーツ参戦で得られた知見をフィードバックして、クルマをつねに進化させることを謳うが、今回の飛び幅は2020年の発売以来最大規模になっている。
 外見も洗練されているが、現行型オーナーをより悔しがらせそうなのが前席を中心にした室内空間に仕上がりだ。着座位置やインパネデザインも変え、より広い視界を実現して限界走行適性を高めているのだ。
 1.6ℓ3気筒ターボ+4WDというメカニズム構成自体は大きくは変わらないが、出力向上に加えて、トランスミンションを従来の6速MTと、世界トップレベルの変速スピードを実現した8速ATの「GR-DAT」も選択可能としている。さらにサーキットモードを含む緻密なプログラミングにより、AT車でもドライバーの意志通りの走りを引き出すという。
 スポット溶接増しや構造用接着剤の使用範囲拡大によるボディ剛性向上など、モータースポーツ車両としての進化も万全。既存オーナーが少しかわいそうになるくらいの進化ぶりなのだ。

バンパー類は破損した時のメンテナンス性を高めるべく、分割式に変更。インパネまわりのレイアウト変更も実施されるなど、モータースポーツ優先のアップデートは全身くまなく注がれている。
1.6ℓ直3ターボは最高出力304PS、最大トルク40.8kg·mまでパワーアップ。モータースポーツの世界でより高いレベルで戦える高性能マシンに仕立てられている。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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