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更新日:2023.11.30 / 掲載日:2023.11.30

新型N-BOXの進化度チェック!《メカニズム&装備》

HONDA 新型N-BOX 公道試乗&新旧比較

《日本一売れるクルマの進化度チェック》

国内販売台数トップに君臨する大ベストセラーがフルモデルチェンジを敢行し、3代目となった。モデル末期の販売低迷から起死回生……などではなく、販売トップのままで新型への切り替えとなる。大人気モデルはどこを守ってどこを変えたのか、リアルワールドで判定だ!

●文:川島茂夫 ●写真:奥隅圭之

HONDA 新型N-BOX

 従来型の2代目が大ヒットとなった軽スーパーハイトワゴン。使い勝手と走行性能を刷新し、最新の先進安全&運転支援機能を標準装備して登場するや、一気にトップセールスを記録。10月の新型登場直前、9月の販売台数も国内No.1という怪物だ。3代目となる新型はデザインを見直すとともにコネクト機能をはじめとする最新アイテムを採用した。

《新型N-BOX新旧比較 メカニズム&装備》

運転支援は高機能に
走行メカは高性能に

 装備面の注目点のひとつがホンダセンシングのアップデートだ。ハードウェアも含めて従来型から更新され、従来の単眼カメラ/レーダーの組み合わせから100度の画角を持つ新型の広角カメラと前方近距離障害物を検知するソナーシステムを組み合わせた新システムに変更。検知精度の向上により人や2輪車、道路境界などを認識し、日常用途から高速道路まで危険回避能力を向上した。
 機能面では従来型でも採用されていた機能の性能向上に加えて、新たに急アクセル抑制や近距離衝突軽減ブレーキを採用している。なお、ヘッドランプ周りの仕様を除けば安全&運転支援機能はほぼ共通した設定となり、中核となるホンダセンシングは全車に標準装着されている。
 走行ハード関連は従来型をベースにした改良型。車体骨格は共通しているが高張力鋼板の採用部位の見直しにより車体剛性を向上、ターボのウェストゲートバルブを電子制御化してドライバビリティを改善するなど細かな改良が加えられている。サスも乗り心地の向上を主眼とした改良が加えられているが、基本設計は従来型を踏襲し、アジャイルハンドリングアシストも標準装備されている。

専用の9インチHonda CONNECT対応ナビをOP設定。装着用パッケージは全車標準だ。
シフトセレクターはシンプルなストレート式。なおターボ車はパドルシフトも備えている。
サイドアンダーミラーはドアミラーに移設され、Aピラーには「ピタ駐ミラー」のみに。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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