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更新日:2023.08.24 / 掲載日:2023.08.24
【ボルボ EX30】立体駐車場に対応!大きな魅力を備えた電気コンパクトSUV

文と写真●ユニット・コンパス
ボルボ・カー・ジャパン株式会社は、電気自動車のコンパクトSUVであるEX30を発表した。立体駐車場に対応するコンパクトなボディサイズで、リサイクル素材を積極的に採用、自転車や電動キックボードの接近を検知する安全装備も採用している。価格は559万円。
ボルボ・カー・ジャパンの新社長が魅力を説明

東京青山のVolvo Studio Tokyoで行われた発表会では、8月22日に初の女性代表取締役に就任した不動奈緒美さんが登壇。ボルボは、2040 年までに事業全体でクライメート・ニュートラルな企業になるという目標を掲げており、そのために、2030 年までに販売するすべての新車を電気自動車にすることを強調。日本では、すでに販売台数の1割が電気自動車となっているが、EX30の登場によって普及がさらに加速するであろうと語った。EX30については、日本の道路事情にマッチしたサイズの電気自動車であることを強調、その発表に携われた喜びを表現した。
ボルボ・カー・ジャパンは、EX30を通常の販売方法に加えて、サブスクリプションでも提供。価格は頭金なしで月々9万5000円で、10月2日より先行してサブスクリプションの受付を開始し、通常販売は 11 月中旬よりも開始予定。サブスクリプション向けとして300台を確保、販売分については年内に2000台の受注を予定している。

さらに発表会では、ボルボ・カーからEX30の開発に携わった関係者が来日。EX30が製造時の環境負荷を減らすために、組み立て工場などにクライメートニュートラル電力を100%使用していること、車体の素材に積極的にリサイクル素材を活用していることをアピールした。そうした素材は構造部材のみならず、インテリアの加飾にも使われていて、デザインの一部に取り入れられているという。自動車に用いられる素材は、難燃性や厳しい温度差に耐えなければいけないなかで、機能とリサイクル性とデザイン性を両立させているところは大きな見どころとなる。EX30はボルボ車のなかで、もっともカーボンフットプリントの少ないモデルになったという。
EX30の実車を写真でチェック!






