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更新日:2023.07.25 / 掲載日:2023.07.25
米国スバル STIコンプリートカー「BRZ tS」発表 日本への導入なるか?

米国スバルは現地時間の7月23日、米カリフォルニア州で開催されたスバルファンの祭典「スビーフェスト・カリフォルニア(Subiefest California)」にて、STIコンプリートカーの新型「BRZ tS」を初披露した。
同モデルは2024年第1四半期より北米にて発売予定。
米国では約5年ぶりの復活 スバルのMT車では初のアイサイト採用



スバル・BRZ tSは、スバルのモータースポーツ部門であるSTI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL)が手掛けたコンプリートカー。北米では2018年の発売以来5年ぶりの復活を遂げる。なお、日本国内では2013年と2015年に台数限定で販売されていた。
今回発表のモデルでは、専用チューニングを施した日立製フロント/リアダンパーを装備し、軽量・超低重心・高精度なハンドリングを最大限に引き出すことで、しなやかな走りと優れたコントロール性・安定性を実現した。ブレーキシステムはブレンボ製を採用、タイヤは18インチのミシュラン・パイロット・スポーツ4を装着する。
エンジンは最高出力228馬力の2.4L BOXERエンジンを採用し、6速クロスレシオMTを組み合わせる。また、先進運転支援システム「アイサイト」をスバルのMT車として初搭載している。

内外装に「tS」専用ディテールを設定


エクステリアでは、フロントグリルとリアデッキリッドに「tS」ロゴバッジを装着。ミラーカバーとシャークフィンアンテナはクリスタルブラックシリカ仕上げ。そしてダックテール仕様のリアスポイラーが目を引く。
ブラックを基調としたインテリアでは、本革巻ステアリングホイールやシフトブーツなどにtS専用のブルーステッチのアクセントを使用。フロントシートの中央にはブルーのレザーアクセントを加えた。また、スターターボタンにはSTIロゴがあしらわれている。
現時点ではBRZ tSの日本導入については言及されていないものの、今年6月、国内向けの改良型BRZ MTモデルにアイサイトを導入することを発表しており、同じくMT用アイサイトを採用しているBRZ tSの導入も期待されるところだ。



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