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更新日:2023.05.25 / 掲載日:2023.05.25
VW 新型「トゥアレグ」欧州発表 新ヘッドライト採用のフルサイズSUV

フォルクスワーゲンは現地時間の5月24日、フルサイズSUVの新型「トゥアレグ」を発表した。
現地での価格は69,200ユーロ(日本円約1,036万円)から。
車両前後に新デザインのライトを採用

トゥアレグはポルシェ・カイエン、アウディ・Q7の姉妹車に当たる大型SUVで、現行型は3代目を数える。日本市場では2003年~2017年まで販売されていたが、3代目となってからは未導入となっている。
今回の改良では、フロントおよびリアデザインをリニューアル。フロントでは新開発の“IQ.LIGHT” HD マトリックス ヘッドライトを採用、併せてフロントグリルやバンパーのデザインも変更され、シャープな印象を強めた。
一方のリアデザインも、水平方向のLEDストリップを採用してフロントとの統一感を演出。さらに中央のロゴは、中国・米国仕様車で採用されていた赤色の照明付きを、欧州仕様車では初めて採用する。

先進装備でインテリアの質感向上

インテリアは最新の「Innovision Cockpit」を標準装備に採用。デジタルコックピットとハイエンドインフォテイメントシステム「Discover Pro Max」で構成され、高解像度のHD地図データを利用可能とする。
また、ボイスコントロール機能やUSB-Cポートの設置、センターコンソールトリムの質感向上なども図り、快適性を高めている。
最上位モデル「トゥアレグR eハイブリッド」はシステム出力340PSを発揮

トゥアレグのパワートレインはガソリンターボエンジン、ディーゼルターボエンジン、プラグインハイブリッドの3種5バージョンを設定。
その中でも最上位に当たる「トゥアレグR eハイブリッド」はV6エンジンをベースとしたプラグインハイブリッドシステムを搭載、出力462PSを発揮する。
また、専用ロゴ入りブルーブレーキキャリパー、R専用サラウンド照明、専用ロゴ入りシルパネルなどの専用装備をあしらうほか、マットカラーの新色であるシリコングレーマットを選択可能としている。
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