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更新日:2023.02.24 / 掲載日:2023.02.23

新型プリウスのキャビン&荷室は未来的!新デザインの魅力を探る

遂に正式デビュー! TOYOTA 新型プリウス完全詳解

ハイブリッドの代表モデル「プリウス」がフルモデルチェンジ。このほどついに正式デビューとなった。性能機能が大幅進化した割には価格もお値ごろで、歴代モデルと同様に相当な人気を集めそう。新時代のベーシックセダンの魅力の全て、お教えしましよう!

●文:川島茂夫 ●写真:奥隅圭之/澤田和久/トヨタ自動車株式会社

この記事の目次

キャビン&ラゲッジ

乗員快適性を配慮した
未来的なコクピットデザイン
 エクステリアは先代までの面影を残して上手にイメチェンを図っていたが、インパネ周りもまたプリウスらしさを継承しつつ嗜好的に移行したようなデザインを採用している。初代から採用されていたセンターメーターは廃止され、メーターパネルは運転席正面に置かれている。ただ、輪外配置レイアウトはそのままで、ドラポジや体格によるメーター視認性への影響を排除するとともに運転視線からの少ない視線移動での視認性も良好だ。
 メーターパネル及びセンターディスプレイは無庇の板状、いわゆるパッドPCを彷彿させるが、薄さを意識したアイランドアーキテクチャー(島型レイアウト)の採用により、ゆとりあるスペースを実現している。この先進的な雰囲気を持つコクピット感もプリウスらしい上々のデザインに感じる。
 キャビンのスペースや使い勝手は甘めに見て従来型と同等レベル。やや閉鎖感は強めだが、後席居住寸法も従来型と同等。荷室容量もほぼ同等だ。もっとも、従来型にしても誇れるような容量ではなく、4名乗車で荷物も沢山積むような用途には対応が難しい。2名乗車を基本として一般的な日帰りドライブくらいなら、無理なく対応できるレベルだ。

薄く見せることにこだわったアイランドアーキテクチャーの採用により、未来感溢れるデザインと広々としたキャビン空間が魅力的だ。プリウスらしい先進的なコクピットが楽しめる。
7インチのカラーディスプレイに多彩な情報を表示できるトップマウントメーターを採用。最小限の視線移動で多くの情報を得ることが可能。
シフトレバーはセンターコンソールに配置。電子パーキングブレーキなど走行関連機能のスイッチ類はここに集約されている。
コンソール中央にはタッチ操作に対応するセンターディスプレイが配置される。上級仕様車(Z)に12.3インチのワイドディスプレイが奢られる。
オートエアコンの操作は、センターベンチレーション下に配置される薄型のコントロールパネルから行う。独立したハードスイッチを備えているため、操作性にも優れている。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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