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更新日:2023.02.24 / 掲載日:2023.02.22

新型プリウスのエクステリアを深掘り!空気を味方につける新スタイルとは?

遂に正式デビュー! TOYOTA 新型プリウス完全詳解

ハイブリッドの代表モデル「プリウス」がフルモデルチェンジ。このほどついに正式デビューとなった。性能機能が大幅進化した割には価格もお値ごろで、歴代モデルと同様に相当な人気を集めそう。新時代のベーシックセダンの魅力の全て、お教えしましよう!

●文:川島茂夫 ●写真:奥隅圭之/澤田和久/トヨタ自動車株式会社

この記事の目次

エクステリア

クーペライクが強まったが
空気抵抗低減の工夫は健在

 実用志向のスモールセダンとして開発された初代を除けば4代目までの側面形は大きく変わっていない。涙滴型の尻尾を裁ち落としたような形状は一目で空気抵抗軽減が狙いと分かるもの。ただし、3代目はルーフの頂点が2/4代目に比べると後方にある。空気抵抗軽減では後方に最厚部を置くのは不利だが、後席のヘッドルーム改善を狙ってのことだ。
 新型は3代目よりも最厚部がさらに後方にある。後傾を深めたフロントウインドウや傾斜角の強くなったリヤウインドウと相まってロングノーズ/ショートデッキのプロポーションに見える。ただし、全長に対するフロントピラー付け根の位置等は従来型と大きく異なっていない。また、後席頭上部に最厚部を取っているが、全高は従来よりも低下しているので、車体後半部のボリューム感もそれ程大きくない。デザインの力を感じさせるスタイルだ。
 なお、ドアハンドルを隠したタイプのリヤドアを採用したこともあり、やたらとロングキャビンの2ドアクーペのような雰囲気もあり、これも従来型以上にパーソナルユース向けのモデルを印象付ける。個人的な印象では、歴代モデルで間違いなく一番カッコイイ!

リヤ周りのウインドウの傾斜が印象的なファストバックスタイルを採用。左右に広く一文字に発光するLEDリヤランプもデザインアイコンの一つになっている
写真はプロトモデルだが、上級仕様車(Z)のタイヤサイズは195/50R19。このクラスのセダンとしてはタイヤ幅を狭め。燃費を意識した結果と推測できる。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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