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更新日:2023.02.01 / 掲載日:2023.01.24
今こそ狙いたい! 2023ベストバイ【アウトランダー】
ニューモデル続々でクルマ選びも要アップデート。
新登場&定番・人気モデルの“見どころ”を、一気にお見せする。
●解説:渡辺陽一郎
MITSUBISHI アウトランダー
SUV 2.4ℓプラグインハイブリッド・4WD

PROFILE
国内ではPHEVのみをラインナップする現行モデルは、モーター駆動の即応性を活かした緻密な制御により、走行性能、運転フィール、ともに高い評価を得ている。
■主要諸元(G・7人乗り) ※オプションを含まず ●全長×全幅×全高(㎜):4710×1860×1745 ●ホイールベース(㎜):2705 ●車両重量(㎏):2090 ●パワーユニット:2359㏄ 直列4気筒(133PS/19.9㎏・m)+モーター(フロント85kW/255N・m、リヤ100kW/195N・m) ●トランスミッション:1段固定式 ●WLTCモード総合燃費:16.2㎞/ℓ ●タイヤ:255/45R20
プラグインハイブリッドのトップランナー!
アウトランダーはプラグインハイブリッドのみのパワートレーン展開だ。直列4気筒2.4ℓエンジンは、高速巡航時を除くと、発電機の作動を担当する。ホイールの駆動は前後に搭載されたモーターが行う。駆動系が前後輪で独立しており、なおかつモーターは機敏に反応するから、4輪の駆動力制御を綿密に行える。4輪を独立させたブレーキ制御も行われ、アクセルペダルを踏みながらカーブを曲がる時でも、必要に応じてブレーキを作動させる。モーターの駆動力制御と相まって、操舵角に応じて正確に曲がることが可能だ。一般的に車両重量が2トンを超えるSUVは、進行方向を内側へ向けにくい。ところがアウトランダーを峠道で運転すると、とても機敏に良く曲がってスポーティな印象を受ける。
しかもアウトランダーは内装が上質で、前後席ともに居住性も快適だ。荷室も広く、実用性が優れている。装備の割に価格を抑えた買い得グレードは、以前は最上級のPだったが、’22年10月の改良で16万5000円値上げされた。今の買い得グレードは、価格が500万円弱に収まるGの5人乗りだ。


【見どころ】機敏に良く曲がる楽しい運転感覚
車両重量が2tを軽く超える背の高いSUVだが、モーターによる4輪の駆動力制御が綿密に行われ、機敏に良く曲がる。

【見どころ】1回の充電で85〜87㎞を走行できる
リチウムイオン電池の総電力量は20kWhで、電気自動車のサクラと同じ数値だ。1回の充電で85㎞(Mは87㎞)を走行できる。
