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更新日:2022.10.27 / 掲載日:2022.10.27
米国トヨタ 「タンドラ」にTRD製76mmリフトアップキット設定
米国トヨタは現地時間の10月25日、2022年式以降のタンドラ用となるTRD製リフトアップキットを設定し発売した。現地での価格は3,995ドル(日本円約58万円)。
フロント3インチ/リア2インチのリフトアップ トヨタセーフティセンスに対応
今回、新たにディーラーオプションとして加わったリフトアップキットは、トヨタのカスタムパーツを手掛けるTRD(Toyota Racing Development)が開発。トヨタの予防安全パッケージ「トヨタ セーフティセンス」に対応した、唯一のメーカー認定キットだという。
内容は、低速域での車体制御と高速域での優れた安定性を実現するディグレッシブピストンを採用したビルシュタイン製モノチューブショック、リフトアップしたサスペンションのストロークを補うRoush Performance製アッパーコントロールアーム、レッドカラーのコイルスプリングなど。いずれもTRDがチューニングを施したアイテムとなっている。
このキットを装着することで、フロント3インチ(約76mm)、リア2インチ(約50mm)のリフトアップを実現。また、アプローチアングルが従来の21°から26°へ、デパーチャーアングルは24°から25°へと拡大し、オフロード性能を引き上げる。高くなったことで雄々しい外観がさらに迫力を増す点もメリットだ。
TRDの開発担当者は「アフターマーケットのリフトキットは多くの妥協点があり、その中には車両の機能や安全システムに影響を与える物もあります。このキットはタンドラの標準装備とシームレスに作動しつつも、トヨタセーフティセンスのすべての機能を保持し、ノーマル車と同じような走行ダイナミクスを維持できるよう設計しました」と話している。
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