車のエンタメ
更新日:2018.11.26 / 掲載日:2018.07.02

トヨタ「タンドラ」、160万km走ってもバリバリ現役!

 「仕事で使うクルマの第一条件は、タフで壊れないこと」というのは、世界共通です。国内だと、トヨタの「プロボックス/サクシード」、「ハイエース」、日産「NV350キャラバン」などがメジャーどころでしょうか。ハイエースにいたっては、「メンテナンスさえ怠らなければ、走行100万kmを越えても問題なし」などと高い信頼を得ています。

 そしてアメリカにも、耐久性が話題になった1台がありました。その1台は、米国で販売されているトヨタのフルサイズ・ピックアップトラック「タンドラ」の2007年モデル。なんと、エンジンを交換することなく、9年間で100万マイル(約161万km)を走ったのです。これはノースダコタ州に住むビクター・シェパードさんの愛車で、トヨタ「タンドラ」と「タコマ」のチーフエンジニアであるマイク・スウェールズさんも驚くほどしっかりとメンテナンスされていました。

 ODOメーターは7ケタまで表示できず、「99万9999マイル」で打ち止めに。

 インパネ周りもまだまだきれいです。

 足回りも問題なく、塗装もヤレていません。

 4.7L V8エンジンは、9年で160万kmを走ってさすがにちょっと疲れた感はありますが、乗せ換えたりする必要はありませんでした!

 内装もさほどくたびれていません。オーナーのビクターさんが大事に乗っていたことがよくわかります。

 いちばん負担のかかる運転席のシートに小さなキズがあるものの、ボロボロにはなっていませんね。

 一方、荷台にはキズやへこみが……。仕事でハードに使われていたことがわかります。

 ボンネットには、オーナーのビクター・シェパードさんと、チーフエンジニアのマイク・スウェールズさんの寄せ書きが……。

 なぜふたりがボンネットにコメントを書いたのか……? 「100万マイルも現役で走ったタンドラは、今後の商品開発の役に立つ」ということで、トヨタから「新車のタンドラと交換していただけませんか?」とオファーし、ビクターさんが快く応じたからなのです。ディーラーで交換式も行われました。

 100万マイルを走った2007年モデルのキーと、2016年モデルの新車のキーを笑顔で交換。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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