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更新日:2022.10.05 / 掲載日:2022.10.05

新型スバル クロストレック特集!キャビン&荷室の使い勝手をチェック!

人気のスバルXVがフルモデルチェンジ。9月15日にワールドプレミアが行われ、新たに世界共通のモデルネーム「クロストレック」として登場することになった。より逞しくなったスタイリングやスバル最新技術の投入により、その人気はさらに高まるのは間違いなさそうだ。

●文:川島茂夫 ●写真:奥隅圭之/スバル

SUBARU 新型クロストレック
今秋発表&受注開始(納車は来春スタート)

※写真は日本仕様(プロトタイプ)

最新デザイン&機能の注入で
内装のレベルも大躍進
 数値的には従来型より室内長は約150㎜短くなっているが、後席に座った時の膝前スペースはほとんど変わらない。カタログの室内長は有効室内長とは異なることも多いので、従来型と同等と考えていいだろう。荷室も容量や積載性は同等レベル。使い勝手のいい設計はしっかりと踏襲されている。
 インパネ周りで目を惹くのはセンターモニターの存在感が強くなったことだ。縦長モニターを採用し、従来型ではインパネ中央上面にあった情報ディスプレイを廃止している。進行方向表示のナビ画面や状況に応じた情報表示を呼び出す、グラスコックピットの機能を盛り込んだ設計であり、視認性でも機能面でも一気に近代化した印象だ。
 もう一つ、見逃せないのが前席シートまわりのレイアウトの変化。取り付けブラケットを廃し、シートレールを直接マウントすることでシートの揺動を抑制。脊椎下部の仙骨支持を強化したシート形状と相まって、ロール等で発生する身体を揺するような挙動に対して、前席乗員の着座感覚の安定性を高めている。正確な運転操作や乗り心地の改善といった、アクセシビリティの進化も最新モデルらしい強みになるだろう。

ガラスエリアを広く取ることで見晴らしの良さも考慮した開放的なキャビンレイアウトを採用。パネルやトリムの素材感も高まった印象だ。撮影車は上級仕様車。
メインメーターは、左右2眼の間にインフォメーションディスプレイを配置するオーソドックスな仕様。スバルらしい生真面目な設計だ。
ステアリングは3スポーク形状。右スポークにはアイサイト系、左スポークにはオーディオ系のインターフェイススイッチが配置されている。
シフトレバーはマニュアル操作にも対応。右下には電動パーキングブレーキの操作スイッチが配置されている。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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