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更新日:2022.09.16 / 掲載日:2022.09.16
クライスラー「300C」発表 6.4L HEMIエンジン搭載の最終型

クライスラーは現地時間の9月13日、高級セダン「クライスラー 300」の約70年にわたる歴史を記念した2023年型の限定車「クライスラー 300C」を発表した。クライスラー 300は2023年型の生産をもって販売終了が決定しており、300Cはその最終型を飾るモデルとして、米国で2000台、カナダでは200台限定でそれぞれ生産販売される。現地での価格は55,000ドル(日本円約788万円)。
6.4L V型8気筒HEMIエンジン搭載 最高速度は約257km/h



2023年型クライスラー 300Cは最高出力485PS、最大トルク475lb.ftを発生し、0-96km/h加速は4.3秒、最高速度は約257km/h。トランスミッションはトルクフライト8速トランスミッションを組み合わせる。さらに、レッドカラーのブレンボ製ブレーキ、3.09リミテッドディファレンシャル、アクティブダンピングサスペンション、ブラックのエキゾーストチップを備え、高らかなサウンドを奏でるアクティブエキゾーストシステムにアクセントを加えている。
ブラックのアクセントが存在感を強調する外観 内装はラグジュアリー感を演出




外観では、フロントグリルに3色の300Cバッジを装着。足回りは20×9インチの鍛造ホイールとオールシーズンパフォーマンスタイヤを装着する。また、フロントグリルとロアフェイシアにはブラッククロームのアクセントを施し、ヘッドランプおよびテールランプのベゼルもブラックで統一した。外装色はグロスブラック、ベルベットレッド、ブライトホワイトの3色から選べる。




内装は、ブラックのラグナレザーフロントシートに300Cのロゴをエンボス加工で施し、さらにシルバーステッチをアクセントに加えて高級感を演出。ドアトリムやレザーインストルメントパネルにもシルバーステッチを加え、インテリアベゼルはカーボンファイバーとピアノブラックのタッチを施した。
快適性を高める装備では、19スピーカーのプレミアムHarman Kardonオーディオシステムが迫力の音響を演出。また、8.4インチディスプレイを備えたUconnectインフォテインメントシステムは、Android AutoおよびApple CarPlayに対応。ステアリングヒーターやシートヒーター&ベンチレーションフロントシートなども用意される。
このほか、先進ブレーキアシスト、レーンディパーチャーウォーニングプラス、フルスピードコリジョンウォーニングプラスなどの安全装備を標準装備する。

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