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更新日:2022.06.22 / 掲載日:2022.06.22
ベントレー 新型コンチネンタルGTマリナー発表 上質感漂う内外装

ベントレーは現地時間の6月21日、「コンチネンタルGT」の走行性能や内外装の質感をより向上させた新型「コンチネンタルGTマリナー」を欧州で発表した。
“最も速く、最もダイナミックで、最もラグジュアリー”なコンチネンタルGT

クーペとコンバーチブルの2タイプが用意される同モデルは、6.0リッターW12エンジンを搭載。最上位モデルのスピードが持つパフォーマンスとダイナミズム、そして2022年5月に発表されたアズールの快適性、そして職人の技術を惜しみなく導入したマリナーならではの芸術性が融合したと自負し、「最も速く、最もダイナミックで、最もラグジュアリーなコンチネンタルGTが誕生した」と謳う。コンチネンタルGTのラインアップ内では、前述のアズールや先日発表されたばかりのSよりも上位のモデルに設定されている。なお、現行型として販売されている4.0リッターV8エンジン搭載モデルも引き続き提供するとしている。
6.0リッターW12エンジンは659PSを発揮

同モデルが搭載するW12 TFSIエンジンは同社拠点のクルー工場で作られ、フライングスパーなどが搭載する標準モデルに改良を加えたもの。最高出力は標準版より24PS高い659PS、最大トルク900Nm、最高速度335km/h、0-100km/h加速は標準比0.1秒短縮の3.6秒を発揮。高速走行時の安定性と市街地走行時の操縦性を向上させるエレクトロニック・オールホイール・ステアリングを搭載し、ダイナミックなパフォーマンスを引き立てる。
ラグジュアリーを追求した内外装



内外装はベントレーらしく、ラグジュアリーを追求したデザインに。
エクステリアでは他のモデルとは一線を画すデザインを採用したとし、新採用となるダブルダイヤモンドパターンのマトリックスグリルが特徴的なスタイルを主張。マリナーのバッジ付フロントフェンダーベント、ミラーキャップ下に備わるマリナーウェルカムランプ、照明付きアウター・ドアシルなどがスペシャルな存在であることを示す。また、22インチホイールのデザインには、ベントレーの「B」が常に垂直に保たれるよう、セルフレベリングバッジが採用されている。



「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」シート

インテリアはマリナードライビングスペシフィケーションを標準装備し、マリナーロゴの刺繍を施したヘッドレスト、「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」のキルティングを施したシート、ドアトリム、リアクォーターパネルを搭載。LEDメインメータークラスターのメインメーターはスキューモーフィックデザインとデジタルテクスチャの適用によってバーチャルダイヤルが本物の金属のように見えるという、独特のデザインを採用した。ステッチやピアノ塗装のウッドパネルなどを好みで選択できるという、ベントレーならではのサービスも提供されている。
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