アルピーヌ A110　150台限定「ツール・ド・コルス75」発表

　アルピーヌは現地時間の6月17日より、「A110」をベースとした限定車「ツール・ド・コルス75」を設定、150台限定で予約受付を開始した。現地での価格は80,000ユーロ（日本円約1,127万円）。

1975年参戦のラリーモデルにインスパイア

　同モデルは、フランスで50年以上の歴史を持つラリー「ツール・ド・コルス」の1975年大会に参戦したアルピーヌ A110にインスパイアされた。最高出力300PSのエンジンとスポーティなコックピットを備え、高い俊敏性とパフォーマンスを両立しているのが特徴となっている。

黄・黒・白の3色が映えるデザイン

　エクステリアは、イエローのボディワークとディープブラックのボンネットやルーフのコントラストが印象的に映える。また、フロント左フェンダーの「ツール・ド・コルス75」のサインに合わせて施された、ドアに描かれたモチーフやボンネットのホワイトボーダーもシンプルながら目を引く。さらに、参戦車両にちなんでデザインされた左テールランプの“ナンバー7”も象徴的だ。そのほか、グロスホワイトの18インチグランプリホイールとオレンジのブレンボブレーキキャリパーの組み合わせが、同モデルが持つ競争心を表現している。

　内装では、サベルトレーシング製のバケットシートに“TOUR DE CORSE 75”の刺繍を施し、特別感を演出。競技用ハーネスの装着も可能としている。センターコンソールにはシリアルナンバー入りのナンバープレートも装着。AndroidAutoおよびApple Carplay接続機能を備えた最新のアルパイン・マルチメディア・システムも搭載された。

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