新型車情報
更新日:2021.03.30 / 掲載日:2021.03.30
ホンダ 欧州向け新型車「HR-V」発表 発売は2021年後半を予定

新型HR-V
ホンダは現地時間の3月25日、欧州向けの新型ハイブリッドSUV「HR-V」のデザインを発表した。
同モデルは日本国内の「ヴェゼル」に相当、2021年後半に欧州で発売予定となっている。
アクティブなライフスタイルを支えるデザイン

新型HR-V
新型HR-Vはハイブリッド専用モデルに設定。
デザイン性、機能性、使い勝手の良さを追求し、ユーザーのアクティブなライフスタイルを支えるモデルとして開発が進められた。
その結果、外観はクーペスタイルを取り入れた、シンプルながら流麗さが目を引くデザインに。
インテリアは最新のプラットフォームを採用したことで広さと汎用性の高さを兼ね備え、ユーザーフレンドリーな快適性を実現した。
現代的な美しさを表現したエクステリア

新型HR-V
ボディデザインは、エネルギッシュなスピリットとダイナミズムを表現した。
前方へ水平に伸びるキャラクターラインと滑らかな表面は、近年のホンダ車に見られるクリーンでシンプルなデザインを反映。
カットラインは影が出ないようにできるだけ揃えて最小限にし、ドアハンドルでは完全に削除。
ヘッドランプとフロントグリルはフロントクォーターパネルに溶け込み、ユニークなボディカラーのアッパーグリルと一体化したものとなった。
また、ヘッドライトからリアのライトクラスターまで続く水平方向のショルダーラインを鮮明にし、ノイズのない現代的な美しさを表現した。
いっぽうのテールゲートデザインは、テールゲートのドアハンドルを立体的なリアパネルの中に収め、シンプルでエレガントなものにし、2つのライセンスプレートライトとリアカメラも一体化させた。
テールゲート開口部と下端部、低くフラットな荷室フロアが一体となって、クーペ風のルーフラインながら荷物の出し入れをしやすくし、機能性も向上。
外観はディテールをシンプルにすることで、よりエレガントなデザインを実現した。
インテリアはより広く、汎用性のあるものに

新型HR-V インテリア
インテリアでは、広さを感じさせる作りが特徴的だ。
光を最大限に取り込めるように設計された窓をはじめ、水平方向に配置されたインストルメントパネルやフラットラインのボンネットにより、ノイズのない視界を実現し、運転中の快適性を高めた。
そしてダッシュボードの上部にはL字型の通気口を設けた。
このシステムによって、サイドウインドーとフロントウインドーに沿ってルーフへと空気の流れを作り、乗員に直接風が当たらずに快適な環境を生み出せるようにしたという。
また、操作系についてはオーディオ&ベンチレーションコントロールやインストルメントパネルをドライバーの視界にできるだけ近い位置に配置し、ドライバーが見やすく、操作しやすくなるように配慮した。
キャビンスペースは同社最新のグローバル・スモール・プラットフォームを採用、センタータンクの配置を工夫し、全体的な寸法は先代モデルと同様だが大人4人が乗っても窮屈さを感じない広さを実現したという。
また、後席にはリクライニング機能を追加し、快適さを向上させた。
さらにフルフラットの荷室と汎用性のあるシートアレンジを設定し、様々な荷物を積み込めるよう利便性も高めたとしている。