新型車情報
更新日:2020.03.25 / 掲載日:2020.03.25
HONDA 新型アコード遂に国内デビュー!

●新型アコード グレードバリエーション
10代目となる新型アコードは、これまでに2018北米カー・オブ・ザ・イヤーをはじめ、世界で30以上もの賞を獲得。まさに世界が認めるベストバイ・モデルだ。そしてついにこのほど満を持しての日本凱旋上陸。その見どころとは?
●発売日:2020年2月21日 ●価格帯:465万円 ●販売店:ホンダカーズ店 ●問い合わせ:0120-112010
クーペライクな印象を受ける6ライトキャビン。ショルダーのプレスラインが品の良さを感じさせる。スタンスのいい伸びやかなフォルムが大人っぽい雰囲気だ。
落ち着いた雰囲気と 堂々とした車格感が魅力
このところのセダンはスポーツテイストやスペシャリティ傾向がかなり強い。ただ、これらをやり過ぎるとセダンの本質である「端正」とか「寛ぎ」が損なわれて本末転倒になってしまう。このあたりのさじ加減が開発者の腕の見せ所であり、この10代目新型アコードの見所でもある。
先代よりも僅かに大きくなったボディサイズは、先に国内デビューを果たしたトヨタ・カムリと同等だ。側面形はリヤピラーの傾斜を深く取り、従来車以上にファストバッククーペ的なシルエットになっている。しかし、大きく開口したリヤサイドウインドウとクォーターウインドウが後席でゆったりと寛げるセダンを印象付ける。
インテリアは横方向の拡がりを見せる水平基調として、高さを抑え気味にしたインパネやトリム上部により開放感を高めたデザイン。ゆったりとしたサイズのシートに身を委ねて漠然と車外を眺めるような寛ぎが演出されている。
走行ハードの基本構成はパワートレーンに2Lエンジンを用いたシリーズ式ハイブリッドをベースに巡航用直動機構を備えたe:HEV、駆動方式はFFのみの設定。足回りには前ストラット/後マルチリンクを用い、各輪のダンパー減衰力を走行状況に個別に制御するアダプティブダンパーシステムを採用。また、高い安定性と素直な操縦性を両立させるアジャイルハンドリングアシストも備える。
総延長43mにもなる構造用接着剤の大幅採用や高剛性・低振動フロア構造、ロードノイズ低減型ホイールなど、軽量高剛性化と共に防音制振を進めた車体構造など、快適性にこだわった設計も随所に見られ、最近のホンダ車の傾向からしても車格感と質感に優れた走りが期待される。
1グレード設定となっているが、ホンダセンシングは当然として、ラグジュアリーセダンらしい利便快適装備やインターナビ対応8インチナビ、HUDなどを標準装着。居心地も走りも寛いだ大人の時間を楽しめそうである。
パワートレーン : 1993cc直4DOHC 145PS/17.8kg・m + モーター 135kW/315N・mグレード(トランスミッション): EX【電気式無段変速】価格(FF/4WD): 465万円/ ー
精悍なイメージの18インチホイール。中空構造の消音装置を組み込んだノイズ低減機構を搭載している。
パワートレーンには、2Lアトキンソンサイクルエンジンと2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた最新のe:HEVを採用。
●パワートレーン諸元:<エンジン>1993cc直4DOHC(最高出力145PS/6200rpm、最大トルク17.8kg・m/3500rpm) <モーター>(最高出力135kw/5000~6000rpm、最大トルク315N・m/0~2000rpm) ●WLTCモード燃費:22.8km/L(市街地モード:21.2km/L、郊外モード:24.4km/L、高速道路モード:22.6km/L)
インテリアカラーはブラックとアイボリーの2種。薄型3層のインストルメントパネルが広い視界を実現。ケヤキをモチーフにした凝った木目調パネルやプラチナクロームメッキの加飾などが上質な空間を演出している。
紫外線カット機能を備えたスモークドガラスを採用した電動サンルーフを標準装備。チルトアップ機構やサンルーフシェードも備える。
従来モデルに比べて座り心地を向上させたシート。身体に触れる部位によって硬度の異なるウレタンを採用し、快適性とホールド性を高レベルで両立している。
●ボディカラー
プラチナホワイト・パール
クリスタル ブラック・パール
ルナシルバー・ メタリック
ブリリアントスポーティ ブルー・メタリック
パッションレッド・パール