新型車情報
更新日:2019.12.27 / 掲載日:2019.12.27
TMS2019プレイバックPART4 MITSUBISHI 次期ekスペース

三菱がモーターショーに出展した「スーパーハイト軽ワゴンコンセプト」は、誰が見ても次なるeKスペース。先にモデルチェンジを果たしたeKワゴン/クロスと同様、運転支援機能の充実など魅力いっぱいの一台になるのは間違いない。
ハイト系のeKはフルチェン済み
eKワゴン ●価格:129万6000-150万6600円
日産と共同開発のハイト軽ワゴン、eKは19年3月に刷新。日産・プロパイロットと同様の「マイパイロット」の搭載やSUVルックのeKクロスの登場など、話題満載だった。
次期型の最大の特徴はタフ&アクティブなSUVフェイス。現行型(写真はeKカスタム・以下同)とは完全にキャラ変している。
ラグジュアリー感を演出するeKカスタムから一変、ルーフレールにスポイラー、カチ上げデザインの灯火など、リヤビューもアクティブイメージに。
現行型eKスペース
●価格:131万7600-208万5470円
現行型
エアコン吹き出し口の形状など細部は異なるが、eKクロスと同様のデザインとなっている。カーナビ画面の拡大も見逃せないポイントだ。
現行型
室内もeKワゴン/eKクロスと同世代となり、居住性の大幅な向上が期待できる。後席左右独立スライド機構も引き続き装備される。
SUV風デザイン+ 「マイパイロット」で勝負!!
三菱のハイト系軽乗用車・eKは、19年3月、日産との共同開発による新型となり、高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」をオプション設定するなど、新世代のミニカーにふさわしい機能を備えた。同時に、カスタム系を廃止してデリカD:5で好評を得た新世代ダイナミックシールドデザインの個性的な顔を持つeKクロスが投入されたのも大きな話題となった。
当然、ハイト系に続いてスーパーハイト系のモデルチェンジが予想されていた中、今回のモーターショーで初披露されたのが「スーパーハイト軽ワゴンコンセプト」だ。コンセプトと銘打たれてはいるものの、いわゆるドリームカーなどではない。そのまま市販可能と思える仕上がりで、これが「次期eKスペース」なのは明らか。
外観はeKクロスと同様のSUVルックで、いわば「eKスペースクロス」といったところ。このデザインに加え、遠出の疲労を軽減するマイパイロットの搭載もまた、ユーザーの旅心や遊び心を刺激する。
さて、ここからは次期eKスペースのラインナップを推理してみよう。eKクロスはターボ有り/無しのマイルドハイブリッドを搭載し、NAはeKワゴンのみに設定されることから、次期eKスペースのラインナップも同様となることが予想される。また、次期eKスペースクロス(仮)がeKスペースカスタムの後継となる一方、フェイスデザインの異なるeKスペースも存在するはずだ。
マイパイロットもSUVフェイスも人気のスーパーハイトカテゴリーとしては初となる。次期eKスペース/eKスペースクロスは、(リリースが予想される日産版とともに)来年の軽乗用車市場において大注目の一台となるだろう。
日産デイズルークスは?
日産からは何も情報が出ていないが、eKスペースの兄弟車であるデイズルークスも同様にモデルチェンジ必至。これでデイズもハイト系/スーパーハイト系がともに新世代となる。
デイズ(新型移行済み) ●価格:127万3320ー177万8760円
デイズルークス(従来型) ●価格:131万7600ー182万5200円