アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2018.11.26 / 掲載日:2015.12.25

車中泊の快適なクルマで思い立ったら旅に出る!

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ユニット・コンパス/Goo-net編集部

 週末を思いっきり楽しむためのクルマ選びをするなら、車中泊ができるモデルはいかがだろう? クルマの中に泊まれれば、「キャンプも楽しいけれどテントの設営はちょっと面倒だな」というときにも便利だし、ドライブに出かけて「景色がきれいだから、泊まっちゃおうか」とフレキシブルに休日を楽しむこともできる。

 キャンピングカーという選択もなくはないが、日常使いには不便すぎる。荷室の広さで選ぶならトヨタハイエース」や日産「キャラバン NV350」など商用バンもアリだが、乗り心地は快適とは言いがたく、車検も初回が2年、以降毎年となるなどデメリットも多い。となると、やはり市販の乗用車モデルの中から車中泊に適したモデルを選ぶことになるわけだ。

 快適な車中泊のためには、しっかり身体を伸ばして寝られることが絶対条件。3列シートの場合はセカンドシートがキャプテンシートになった7人乗りより、ベンチシートの8人乗りのほうが車中泊向き。ホンダフリードシリーズの「フリード スパイク」やホンダの軽乗用車「N BOX+」のように車中泊のための純正アクセサリーが用意されているモデルもある。通常の使い勝手と併せて検討してほしい。



■編集部注目のモデルはコレ!

ホンダ フリード スパイク ハイブリッド
ねらい目年式 2012-2014
中古車参考価格帯 120万円〜220万円

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【オールマイティなコンパクトミニバン】

 5ナンバーサイズのコンパクトミニバン。趣味に特化して開発された「モバイル スパイク」の実質的な後継モデルで、2列シートの5人乗り仕様となる。カーゴルームのアレンジが多彩で、フルフラットモードにすればしっかり寝られる。さらに、窓を覆う「プライバシーシェード」と5kgまでの荷物をかけられる「ルーフィンサイドレール」をセットにした「車中泊パッケージ」や専用設計のカーゴルーム用ベッドマットなども純正アクセサリーとして販売されている。社外品の専用車中泊グッズも充実。

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    精度の高いシートアレンジによって現れるフラットスペースは広々としている。

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    室内は明るく見晴らしのよい空間となっている。車中泊での目覚めも爽やかだ。

【相場の特徴】

 ガソリンモデルとハイブリッドがあるが、荷室の広さや使い勝手に大きな差はないので、日常使いで燃費のよいハイブリッドをおすすめしたい。中古価格は150万円前後。

  • コンパクトミニバンながら両側スライドドアを搭載するのは魅力。物件チェックの際は必ず開閉しよう。

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マツダ ボンゴフレンディ
ねらい目年式 1998-2005
中古車参考価格帯 30万円~140万円

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【レジャー感抜群のたのしさが魅力】

 セミキャブオーバー型のミニバン。電動開閉式のポップアップルーフ「オートフリートップ」は、手軽な車中泊を実現する最上の装備。車体の上に出現する「部屋」はクッションフロアとなっており、大人2名が余裕で寝られるスペースを備えている。通常の居住空間はそのままに、寝る場所を確保できるのは利便性が高い。2005年が最終モデルと年式は少々古いが、きっちり整備すれば最強の車中泊カーとして十分現役で使える。

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    屋根の上にもうひとつのキャビンをつくるようなロフト感覚がたのしめるオートフリートップが人気だ。

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    当時としてはかなり注目を集めたシートアレンジは今でも十分な働きぶりを見せてくれる。

【相場の特徴】

 中古価格はFRモデルが100万円前後、4WDが130万円前後といったところが中心となる。コンディションの差が激しいので、扱われ方をよく確かめよう。年式や距離ばかりで判断してはならない。

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    2002年4月に登場した「NAVIエディション」は、バックカメラも備わり、とても便利。見つけたらチェックしておきたい。

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シトロエン グランドC4ピカソ
ねらい目年式 2014-2015
中古車参考価格帯 300万円~400万円

【斬新なフォルムがスタイリッシュなミニバン】

 3列シートを備えた7人乗りのMPV。2列目、3列目のシートを畳むと、ほぼフラットな空間が出現する。魅力は、なんといっても「パノラミックガラスルーフ」だ。ルーフのほぼ全面がガラスとなっており、星空を眺めながらの車中泊も可能電動サンブラインドも備えているので、陽射しが強いときでも安心だ。フランス車らしいしなやかな足回りもロングドライブ向き。リアドアがスライドドアでないのが難点か。

  • 2列目3列目を倒した際のフラット感は国産ミニバンにも引けを取らないハイレベルなもの。

  • 2列目に座ってもリクライニングやオットマンが快適な眠りを約束してくれる

【相場の特徴】

 まだ登場して日が浅いが、走行5000km未満の中古車が出はじめており、探し出せるようになった。価格はまだ高めで、300万円~となっている。

  • ミニバンという「生活感」が希薄なスタイリッシュさは魅力的だ。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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