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更新日:2026.02.08 / 掲載日:2026.02.08
ランクルやハイエースなど圧巻の25台! JCCSでみた「フレックス」4つの注目トピックス

ジャパンキャンピングカーショー2026の会場、単独ブランドのブースとしては最大の25台を展示して話題をさらったのはFLEX(フレックス)。専門店も展開するなど、同社が得意とする「ハイエース」と「ランドクルーザー」を中心に、多彩なキャンピングカーや車中泊モデルを通じて、多様なオートキャンプやクルマ旅の楽しみ方を提案していました。
ここではそんなフレックスの出展の中でも注目すべきトピックスをピックアップしてご紹介!
【Topics 1】ミニバンのような居住性を目指した7人乗りバンコン「VALDOR」

いくつかの注目モデルがありましたが、目玉は何といっても、このイベントで初公開となったバンコン「VALDOR(ヴァルドア)」。
街中でも取り回しがしやすく、駐車場の制限もあまり受けない標準ボディ・標準ルーフのハイエースをベースに、ミニバン感覚で7人が前向きで乗車できるようにしたのが最大のポイント。通常、このサイズでは5~6人乗りのものが大半ですが、7人乗りなら、3世代や友達家族とのお出かけなどに使いたいという需要にも対応できるからです。

ベッドは大人2人と子供1人が一緒に寝られるサイズ。普段の足にも、休日の旅行にも使いやすい、ミニバンとキャンピングカーのクロスオーバーとでも言うべきモデルです。
デモカーでは「KNOT RECORDS」のブラウンレザーのシート生地と木目調の家具の組み合わせでクラシカルな雰囲気を演出。オプションでバッテリーシステムも入れられ、シンプルながら質感にも、機能性にも優れた内容になっていました。

外装はグリーン系のオリジナルのカラーリングを施し、フロントマスクの変更などを行っていましたが、同社ではハイエースのカスタムパーツも多数製作・販売しているので、その中から好みのものを組み合わせてドレスアップすれば、見た目も、よりミニバンに近い感覚で乗れます。
【Topics 2】人気の「MOBY DICK」は豊富なバリエーションを一挙公開!

同じハイエースベースでも、既存の人気シリーズ「MOBY DICK」はバリエーションで魅せました。標準ボディ・ハイルーフベースの「NH♯01」「NH♯02」、ワイドボディ・ミドルルーフベースの「BELUGA」「ORCA」、スーパーロングベースの「SH♯01」「SH♯02」、コミューターベースの「COMCAM」とボディサイズや車内レイアウトの異なる7種類を、まるで自社の展示場かのごとくズラリと並べました。

「普段使いしやすいキャンピングカー」がコンセプトの「MOBY DICK」ですが、今回から全モデル、クーラーがオプション設定できるようになったこともトピック。クーラーを備えたコンパクトなバンコンは、都市部のキャンピングカーユーザーや購入希望者を中心に需要が高く、会場でも注目を集めていました。
このほかハイエースについては、ワゴンモデルのシートアレンジの新提案や愛犬との旅に特化した新ベッドキットの参考出品、木の質感を活かした内装の架装なども紹介しました。
【Topics 3】レトロな見た目に車中泊の機能、リノベーションで生まれ変わる「ランクル」
一方、ランクルに目を移すと、中古車のベースとした、懐かしくも、いつまでも愛されるような、温かみのあるデザインにリノベーションした「Renoca(リノカ)」を中心とした展示がされていました。

リノカが目指すのは、外はクラシカル、中は新しい「Future Classic」というスタイル。安全装備などの充実した現代のクルマをベースに、何世代にも渡って愛されるクラシカルなデザインを調和させて、新しい価値を生み出す人気シリーズです。古いモデルの正規パーツを転用してフェイスチェンジしたり、強度を高めたオリジナルボンネットを製作したり、単に中古車の見た目を変えるだけでなく、トータルバランスを考えてデザインされています。


今回会場に展示されたのは、まさにそんな「Future Classic」を象徴する3台のランクル。それぞれ、ランクル80や100、95プラドをベースに、ボディに合わせたベッドキットやミニキッチンなどの架装を施しつつ、エクステリアもクラシカルにアレンジ。ランクル本来のイメージを損なうことなく、フレックスらしい車中泊仕様に昇華されていました。


いまや希少なランクル60の車中泊仕様車も
また、上で紹介した「Renoca WONDER」と「Renoca106」の2台のデザインソースとなった「ランクル60」も展示されていました。こちらもワンオフのベッドキットが設置された車中泊仕様に。こちらも60ファン必見の1台です!


フレックスの担当者が「ランクルやプラドの車中泊の需要は増加しています」と話すように、会場では多くの人が足を止めて見入ったり、スタッフにベッドキットやリノカの話を聞いたり。使用感のない美しい仕上がりゆえ、ベースが中古車であることを知って驚く人の姿もありました。
なお、リノカは、ランクルベースのほか、ハイエースやプロボックスをベースとしたものも含めて、2026年2月現在、8モデルをラインアップ。ブランドのフラッグシップショップとして「Renocaさいたま」を展開しているので、気になった方はグーネットからぜひ覗いてみてくださいね。
【Topics 4】省エネと、効きの良さも追求した最新のDCクーラーを世界初公開
装備類では、会場で世界初公開を果たしたアルパイン製「DCクーラーエコシステム」も来場者の目を引きました。

車載用DCクーラーではトップクラスの2.6kWという冷房能力は、家庭向けの6畳用のエアコンよりも強力。従来のDCエアコンは常に一定の出力で冷却していましたが、こちらはオート制御機能がついているので、省エネ性能も高く、スリープモードで9時間の連続運転を行った試験では、電力残量はおよそ50%だったということです。

室外機は薄型でバンパーよりも下にはみ出さず、雪道で気になる塩化カルシウムに対する耐久試験もクリアしているから悪路や厳しい環境の中での走行時も安心。静粛性にも配慮した設計になっていて、就寝時も音を気にせず寝られます。

また、業界初のDCクーラーを駆動できるポータブル充電も合わせて公開。1500Whを1時間でフル充電できる高性能が魅力です。
ポータブル充電器は寒冷地では動かなくなったり、充電能力が極端に落ちる場合もありますが、こちらはプリヒート機能搭載で、0℃以下でも充電可能。上限も55℃まで対応するので断熱加工を施したキャンピングカーなら夏の暑い日でもしっかりと機能してくれます。
クーラーとポータブル電源を合わせた「DCクーラーエコシステム」は、2026年4月をめどに発売予定。
車種限定の専門店も展開するFLEXだからできる提案力
フレックスは日本全国だけではなく、アメリカにも出店する大手キャンピングカービルダー。大規模なキャンピングビルダーは他にもいくつかありますが、ハイエースやランクル、パーツなどの専門ショップを各地で展開するだけあって、その専門性や製作実績の多さはバツグンです。
今回の展示を通じて改めて感じたのは、「あったらいいな」を実現する斬新なアイデアで新しい提案をしてくれる期待感。そんな「ワクワク」を提供してくれるアイデアがフレックスの人気に繋がっているのではないでしょうか。
グーネットでもフレックスの車両を多数掲載しているので、気になった方はぜひチェックしてみて下さいね!
また、掲載した車両やパーツ類(未発売のもの等を除く)は、原則的にフレックスの全店舗で購入・取付可能ですが、パーツ類については、同社公式オンラインショップでも販売されているのでこちらもチェックしてみてください。
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