アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2025.11.08 / 掲載日:2025.10.25
「個性的で、乗るとテンションが上がります!」【ジムニー】|こだわりの愛車探訪

気になるクルマのことはオーナーに聞いてみるのが1番! ということで、2つのイベントにお邪魔して全25人のオーナー取材を実施! キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」では、アウトドア好きならではの視点による車の選び方や付き合い方を聞くことができました。(『こだわりの愛車探訪』記事一覧へ▶▷)
ここでは、圧倒的な人気を誇るスズキの軽SUV「ジムニー」に乗る女性オーナーのインタビューをご紹介。現行モデルが注目を浴びている中であえて30年前の旧型を選んだオーナーの思いとは。
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
GO OUT CAMP vol.21
アウトドアファッション誌「GO OUT」が開催する秋のキャンプイベント。こだわり派のキャンパーが多く集まる会場にはSUVをはじめアウトドア仕様の車が並ぶ。おしゃれなキャンプサイトに合わせたクルマも見ものだ。
https://www.gooutcamp.jp
【スズキ ジムニー】統一感を守りつつ、内外装を個性的にカスタム

愛車:スズキ ジムニー(1995年モデル)
ジムニーといえばかつてはアウトドア派の男性が乗るイメージだったが、近年は女性人気も浸透。他のモデルにはないユニークさに惹かれて愛車にするというオーナーも増えているようだ。
ゆきちさんもそんな一人で、愛車のジムニー(JA11型)は30年前の年式。「もともとジムニーが好きだったんですけど、クルマを購入した時期がちょうど現行型が出たタイミングで。専門店で両方を見比べて、“私は旧型の方が合うかも”と感じて選びました」。なんとこれが初めてのマイカーだという。

「唯一無二のデザインが気になったのと、若い今こそ旧車を自由に楽しめる時期かなと思って」と、敢えて旧車を選んだ理由を語ってくれたゆきちさん。購入の際にエンジンの載せ替えを行い、今年で7年目。「周りとカブらなくて“自分だけのクルマ”感があるし、小回りが利いて運転しやすいのがいいですね」と笑顔で魅力を話した。

コーディネートは全体の統一感にこだわったといい、内外装に手が加えられている。「シートカラーをブラウンにしたり、車体をサンドベージュにしたり。アースカラーでまとめているんですが、黄色のフォグカバーをワンポイントに取り入れたのがお気に入りですね」と、カスタムには満足な様子。オールペンや内装などのカスタムは、専門店に依頼して仕上げていったそうだ。

イマイチな点は、「キャンプの荷物を積むとリッター6kmぐらい」という燃費面を上げたゆきちさんだが、それほど気にはならない様子。「ジムニーは乗っていてテンションが上がるクルマ。私は運転していると気分が上がるので、これからジムニーを買うという人にもそれを体感してほしいですね」と、にこやかに話してくれた。ジムニーが日常に彩りを添える存在となっているようだ。





文/伊波泰志 写真/榎本剛
デザインは好きだけど、実際どうなの?なんて、気になるクルマのことは、オーナーに聞いてみるのが1番!ということで、今季は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」、カーイベント「GFGS Carlife vol.4」といった、こだわり派の集まる2つのイベントにお邪魔して、全25人のオーナーに愛車への本音を聞いてきました。
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