アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2025.11.08 / 掲載日:2025.10.24
欧風のクラシックスタイルに一目惚れ【レンジローバー】|こだわりの愛車探訪

気になるクルマのことはオーナーに聞いてみるのが1番! ということで、2つのイベントにお邪魔して全25人のオーナー取材を実施! キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」では、アウトドア好きならではの視点による車の選び方や付き合い方を聞くことができました。(『こだわりの愛車探訪』記事一覧へ▶▷)
ここで紹介するのは、近年人気のネオクラシックカーの代表格ともいえるクラシックレンジローバー。SUVながら英国ブランドらしい上品なデザインは度々フォーカスされるもののその使用感はどうなのか、聞いてみました。
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
GO OUT CAMP vol.21
アウトドアファッション誌「GO OUT」が開催する秋のキャンプイベント。こだわり派のキャンパーが多く集まる会場にはSUVをはじめアウトドア仕様の車が並ぶ。おしゃれなキャンプサイトに合わせたクルマも見ものだ。
https://www.gooutcamp.jp
【ランドローバー レンジローバー】度重なる故障も愛らしさに

愛車:ランドローバー レンジローバー(1992年モデル)
「昔、イギリスに行ったときにこのクルマを見かけて。その時から“いつかは自分も乗りたいなぁ”と思って」とオーナーのダイスケさんが話すのは、クラシックタイプのレンジローバー。「クラシックの形が良かったので」と車種や年式を絞り込んで知り合いのショップに探してもらい、購入してから10年になるという。

購入後に施したカスタムは、趣味を楽しむために取り付けたルーフキャリアのみ。「基本的には標準のままですね。塗装も全く手を加えてなくて、オリジナルで。購入時にカラーの条件は付けてなかったんですけど、ベーシックな色が希望だったので良かったな、と」。いずれはオールペンも考えているそうだ。

お気に入りのポイントを聞いてみると「やっぱり周りとカブらないところ。それと、ボディも大きいので運転していると“機械を触っている”っていう感覚が現代のクルマにはなくて、好きですね。乗り心地もいいですよ」と語ったダイスケさん。「でも燃費はリッター6~7kmぐらいでものすごく悪いので、そこは悩みですね」と笑って見せた。

実は、つい先日もパーツ交換を行ったばかりとのこと。「乗り始めたころは故障のたびに気を揉んでたんですけど、“動けばいいか”みたいな(笑)。細かなトラブルを気にしてたら気持ちがもたないんで、故障とうまく付き合うことが大事ですね」と、旧車オーナーの秘けつを教えてくれた。手が掛かるところも含めて、旧車の愛らしさなのだ。

文/伊波泰志 写真/榎本剛
デザインは好きだけど、実際どうなの?なんて、気になるクルマのことは、オーナーに聞いてみるのが1番!ということで、今季は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」、カーイベント「GFGS Carlife vol.4」といった、こだわり派の集まる2つのイベントにお邪魔して、全25人のオーナーに愛車への本音を聞いてきました。
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