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更新日:2025.10.24 / 掲載日:2025.10.24
欧風のクラシックスタイルに一目惚れ【レンジローバー】|こだわりの愛車探訪

仕事に、趣味に、日々の暮らしの中で愛車と過ごす時間は意外と多いもの。だからこそ、1台1台のクルマにはオーナーのこだわりはもちろん、ライフスタイルや人となりも見えてくるのかもしれません。
そこで今回は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」にお邪魔し、総勢14名の愛車を拝見! 愛車購入の決め手や、愛車の良いとこ・悪いとこまで、オーナーだからこそ言えるリアルな声を聞きました。
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
毎日の通勤や週末のお出かけに、クルマと過ごす時間は意外と多い。だからこそ、クルマ選びはもっと自由に、もっとわがままに、自分の“好き!”に忠実でもいいはず。今季、グーネットでは「好きなクルマ乗ろう。」をテーマに、お気に入り1台と出会えるクルマ探しのサポートをしています。
【ランドローバー レンジローバー】度重なる故障も愛らしさに

愛車:ランドローバー レンジローバー(1992年モデル)
「昔、イギリスに行ったときにこのクルマを見かけて。その時から“いつかは自分も乗りたいなぁ”と思って」とオーナーのダイスケさんが話すのは、クラシックタイプのレンジローバー。「クラシックの形が良かったので」と車種や年式を絞り込んで知り合いのショップに探してもらい、購入してから10年になるという。

購入後に施したカスタムは、趣味を楽しむために取り付けたルーフキャリアのみ。「基本的には標準のままですね。塗装も全く手を加えてなくて、オリジナルで。購入時にカラーの条件は付けてなかったんですけど、ベーシックな色が希望だったので良かったな、と」。いずれはオールペンも考えているそうだ。

お気に入りのポイントを聞いてみると「やっぱり周りとカブらないところ。それと、ボディも大きいので運転していると“機械を触っている”っていう感覚が現代のクルマにはなくて、好きですね。乗り心地もいいですよ」と語ったダイスケさん。「でも燃費はリッター6~7kmぐらいでものすごく悪いので、そこは悩みですね」と笑って見せた。

実は、つい先日もパーツ交換を行ったばかりとのこと。「乗り始めたころは故障のたびに気を揉んでたんですけど、“動けばいいか”みたいな(笑)。細かなトラブルを気にしてたら気持ちがもたないんで、故障とうまく付き合うことが大事ですね」と、旧車オーナーの秘けつを教えてくれた。手が掛かるところも含めて、旧車の愛らしさなのだ。

文/伊波泰志 写真/榎本剛