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更新日:2025.05.13 / 掲載日:2025.05.13
「見た目、走り、拡張性。全てに大満足です!」【ミニ クロスオーバー】|キャンパーの愛車拝見

そこで、こだわり派キャンパーたちが集まるイベント「GO OUT JAMBOREE 2025」にお邪魔して、総勢10名の愛車を拝見! 愛車購入の決め手や、愛車の良いとこ・悪いとこまで、オーナーだからこそ言えるリアルな声を聞きました。
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まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
【MINIクーパーDクロスオーバー】ミニ愛を詰め込んだカスタムは現在進行形

愛車:MINIクーパーDクロスオーバー(2021年モデル)
場内を埋める頑強なオフローダーやSUVの中で、ユニークな姿がより一層際立つ。それがBORODASANさんのMINIクロスオーバーだ。MINIらしいキュートなデザインが印象的だが、アクティブな要素がしっかり詰め込まれたSUVモデル(メーカーは“SAV[スポーツ・アクティビティ・ビークル]”と呼称)。多様なパワートレインもMINIの特徴の一つだが、BORODASANさんの愛車はクリーンディーゼルエンジン仕様である。

2021年に奥様と共同で乗るため、新車で購入。ラングラーと悩んだ末、取り回しの良さやクイックな走りが購入の決め手となったそうだ。走りを楽しみながら乗れるのがお気に入りのポイント。さらに深掘りして尋ねてみると「以前、クラシックミニを所有していたんです」と前置きし、噛みしめるように魅力を語った。「クラシックミニのDNAが、このクルマにも網羅されているのが気に入ってますね。キュートな感じ、かわいらしさ、走りの良さ……内装も高級感があって満足していますよ」。

ノーマルでも個性的なMINIだが、BORODASANさんの愛車はひと手間加えてより魅力的に仕上げている。「どうしても欲しくて」とイベントで購入したというのが、外側に大きく反ったデザインが印象的な7本スポークの社外ホイール。「今の純正品よりも大きく反ったスポークが……これがもうMINI本来のスタイル。クラシックミニにもあったデザインで、DNAを受け継いだ感じですよね」と、解説する間も自然と笑みがこぼれる。

カスタムはエクステリアだけに留まらず、ペダルやスピーカーといった内装にも。それぞれのパーツに施されたMINIの象徴、ユニオンジャックが誇らしげだ。「カスタムパーツが豊富なので、カスタマイズを楽しめるのも魅力ですね。今度は車高も下げてみようかなと。もう部品も手配済みなんです」。理想のMINIへ、BORODASANさんのカスタム熱はまだまだ冷めそうにない。




文/伊波泰志 写真/榎本剛