アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2024.11.20 / 掲載日:2024.11.19
愛車のこと、教えてください!キャンプ系車スナップ #11 【ハイエース/ジムニー】
ということで、2024年9月に静岡県富士宮市のキャンプ場、ふもとっぱらにて開催されたキャンプイベント「GO OUT CAMP vol.20」に潜入し、総勢15名のこだわり派キャンパーの自慢の愛車を拝見しました!
【トヨタ ハイエース】いまや大人気のハイエースも100系アレンジで個性満点!
レトロなスタイルが目を引くこちらは、1995年式のトヨタの100系ハイエース。昨今のアウトドア&車中泊ブームも後押しとなって人気沸騰中のハイエースだが、鉄板モデルである200系ではなく、現在では希少になった100系を選んだところにオーナーのこだわりが垣間見える。

「よく見かける200系のハイエースと被りたくないっていうのもあるんですが、100系ハイエースはエンジンに定評があって、商用車で使われているエンジンなので、距離を走っても耐えられる強さがあるため『何キロ走っても大丈夫』という安心感が決め手になっています」と、スペック的にも説得力を感じたそうだ。

クルマ選びもさることながら、オーナーのさらなるこだわりは内装にあり。
「気軽に出掛けられるように車中泊仕様にしようと思い、内装はすべてDIYによって快適な空間に作り上げました。特に、木の香りや材質、天井のライトの明かりなどにこだわり、やんわりとした寛げる空間に仕上げています」と、寝床の作り込みには特に強いこだわりを見せていた。
さらに寝床のほかにも、冷蔵庫の台座にはレールを走らせたほか、その下の引き出しは天板を乗せれば調理スペースが現れるシステムキッチン仕様にカスタムするなど、旅の拠点となる車内空間作りには余念がないようだ。



【スズキ ジムニー】念願のジムニーでアウトドアライフを謳歌
コンパクトなおしゃれテントサイトと並んで停まっていたのは、こちらもコンパクトなボディが特徴的なスズキの現行ジムニー。以前からアウトドアがお好きだったというオーナーのt.campさんはジムニーに乗ってソロキャンプをするのが念願だったという。

「新型ジムニーに乗っている知り合いに一緒に乗せてもらった時にカッコいい車だなぁと思い、そこから憧れていてずっとジムニーを買いたくて、コツコツお金を貯めて購入しました(笑)」と、まるで、つい先程購入したばかりかのように嬉しそうに話してくれた。

念願のジムニーで特に気に入っている点としては「アレンジがしやすいところが気に入っています。パーツなども多く自分でアレンジすることができるので、例えば私は車中泊仕様にしてソロキャンプを楽しでいるんですが、こじんまりとした空間が秘密基地感があってとても落ち着くんです」と、人気車種であるジムニーの拡張性の高さをフルに楽しんでいるようだった。
写真と文/榎本剛