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更新日:2024.11.05 / 掲載日:2024.11.05
愛車のこと、教えてください!キャンプ系車スナップ #5 【ランドローバー ディフェンダー】
ということで、2024年9月に静岡県富士宮市のキャンプ場、ふもとっぱらにて開催されたキャンプイベント「GO OUT CAMP vol.20」に潜入し、総勢15名のこだわり派キャンパーの自慢の愛車を拝見しました!
【ランドローバー ディフェンダー】 価格の壁を思いで乗り越え手に入れた憧れの1台
個性的なクルマが多い会場で一際キャンパーたちの視線を集めていたのがこちらのランドローバー ディフェンダー。約30年間生産された初代としては最終モデルにあたる2013年式だ。
「昔からアウトドアが好きなこともあり、雑誌などをみてずっと初代ディフェンダーへの憧れがあった」と語るオーナーのこーきさん。「初代の中でもできるだけ故障リスクの少ないものを選びたかったので、最終モデルで状態のいいものを選びました」と、同じ初代ディフェンダーの中でも様々な個体を吟味して選んだという。
高年式で状態のいい初代ディフェンダーとなると、中古車といえど価格は相当なもの。金銭的な理由から断念する人も多いなかで「やっぱり価格が高いので手が出ないなぁと思ったんですけど、仕事頑張ればいいや!と思って、思い切って買いました(笑)」と話すこーきさんの表情には夢を叶えたオーナーの情熱と満足感が伺えた。
6年前に購入したという初代ディフェンダー。やはり気になるのは故障トラブルだが「購入して2年目にエンジン系のトラブルがあり、80万円くらいの修理代がかかったことはありましたが、それ以降はこれといって問題なく走っています」と、やはり古い車だけにトラブルこそあったが、現在は元気だという。
デメリットとしてクーラーの効きが悪いことを挙げ「夏は暑いです(笑)」としながらも、「MT車なので自分で操縦している感覚があったり、エンジンの鼓動を感じられたりして乗っていて楽しいです」と笑顔で答えてくれる様子から、”旧車ならではの味わい”を楽しんでいるのが見て取れた。
写真と文/榎本剛