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更新日:2024.09.12 / 掲載日:2024.09.12
観光もグルメも“本物”揃い、洲本温泉【ドライブ旅で巡る、にっぽんの温泉100選】
温泉は自然と人が育んだ日本の観光スポット。古い書物にも記録が残るという温泉は今なお多くの人々に愛され、海外からやって来るインバウンド客の間でも“Onsen”の呼び名で親しまれているんだそうです。
そんな温泉地の旅は、愛車でのドライブ旅がオススメ! マイペースにクルマを走らせ、ふと気になった場所にちょっと寄り道してみるのはドライブ旅ならではの楽しみです。今回は淡路島最大の温泉地、洲本温泉を紹介!
目の前は大阪湾!洲本温泉の魅力とは?
淡路島の南東に位置する洲本温泉。大阪湾に面する海岸沿いに旅館ホテルが立ち並び、淡路島観光の拠点として人気の温泉地です。
各旅館ホテルとも眼前に広がる大阪湾のオーシャンビューが自慢。大半の施設では、大浴場や露天風呂、各客室の露天風呂から、大阪湾越しに顔を出す朝日を望むことができます。潮風に吹かれつつ、朝日が作る「光の道」の絶景を楽しめるのは、洲本温泉ならでは。ちょっと早起きして神秘的なひとときをお過ごしください。
「御食国(みけつくに)」として古来から朝廷に食材を献上していた淡路島は、現在も漁業、農業、畜産業が盛ん。まさに食の宝庫と呼ぶにふさわしく、島内の食糧自給率は110%に及ぶんだとか! 洲本温泉を含む島内の各旅館ホテルでも、「食の島・淡路島」を実感できるような、地元産品をふんだんに使った季節折々の料理を存分に楽しめます。
淡路島の名産といえばタマネギや淡路ビーフ、夏に旬を迎える鱧(はも)が有名ですが、これからの冬の季節のイチ押しは「淡路島3年とらふぐ」。通常は2年程度で出荷される養殖フグですが、淡路島ではさらに1年大切に育ててから出荷。そうして通常の1.5~2倍ほどの大きさに育ったトラフグは、身が締まり、旨味も深さを増します。さらに、たっぷりと太った白子の食べ応えと濃厚さは特筆モノ。ツウな冬の味覚は外せません!
洲本温泉に行くなら、ココにも行きたい!寄り道スポット
淡路島の入り口の明石海峡大橋までは、大阪から車で約1時間10分、京都からも1時間30分ほど。京阪神から手軽にアクセスできるにもかかわらず、最高の眺望と温泉とグルメを楽しめる淡路島。現在はさらに、島の生業や自然、歴史・産業・文化等の「本物」を体験できるコンテンツが充実しています。
伝統的な「淡路鬼瓦」づくりの見学やオリジナルオニオンスープ缶詰づくり、昔ながらの製法での塩づくりなど、さまざまな体験コンテンツがありますが、中でもオススメは洲本温泉のすぐ南に位置する由良漁港でのセリ体験。夏の鱧をはじめ約150種類の魚が水揚げされる由良漁港で、プロの仲買人と共にセリ会場に入ることができます。仕入れ値を書き込んだ板を投げ込んでいく由良独特のスピード感あるセリを、仲買人のそばで見学するのは貴重な体験です!
また7~9月限定で行っている「海ホタルショー」は、島北部の穏やかなビーチで、ネイチャーガイドの案内を受けながら海ホタルの鑑賞や海ホタルすくいなどを体験できる、淡路島ならではの内容が人気。海面が青く光るような神秘的な光景は、一見の価値アリです。
淡路島は車を使うと約30分で南北の端から端まで行き来できるなど、島内での車でのアクセスの良さも魅力。洲本温泉に宿泊しながら海ホタルショーに参加したり、夕方に鳴門の大渦を鑑賞した後に西海岸に沈む夕日を楽しんだり、好みのプランを立ててみては?
2025年は「2025大阪・関西万博」の開幕に先立ち、3月20日から10月13日まで「AWAJI島博」が開催される淡路島。持続可能な島内の営みなどを体験できるコンテンツを60件ほどラインアップして、万博の来訪者に淡路島のありのままの魅力を体験してもらおうと準備が進められています。注目したいのは、その大半がグループだけで楽しめる1組限定のプライベートプランであること! 地元生産者らとより深く関わりながら、じっくりと本物の淡路島を体験できるチャンスはとても貴重なもの。こちらも要チェックです!
洲本温泉
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